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4月入社の新入社員の「夏場の壁の乗り越え方」という記事を見ました。

新入社員の方は、まだまだ戸惑いが多いかもしれませんが、今日は、上司にどうアピールしたらよいのか、等含めて、重要なことを話していきます。

真面目に働いていれば神様は見てくれている、必ず最後はうまくいく、と思っている人がいればそれは間違いです。考えが甘いです。


新入社員に限らず、ポイントを外してしまうと真面目にやっていてもいつまでもうまくいかないし、会社内でも評価されないです。

今日は真面目にやっててもうまくいかない典型的な4人を解説します。

(1) 神様を信じる頑固者
(2) 会社に裏切られる天然さん
(3) 世の中から求められてない人
(4) 一途な家庭人


(1) 神様を信じる頑固者

一人目が神様を信じる頑固者です。

よく、真面目にやってれば神様は見ててくれる。見てる人は見てる、上司は必ず自分の頑張りを見ててくれている、とお祈りしている人はいるんですが、実際は自分が思うほど、上司とか回りの人は見てくれません。

残念ながらあなたのお祈りは届きません。

私の知り合いでも、頑固な人いました。仕事はできるんですが、アピールが足りなかったり、上司に媚びてアピールすること自体がださいと思うようなサムライみたいな人でしたが、いつもアピールがうまい同僚に手柄を横取りされるんですよね。

上司といえども、完璧な人間じゃないですし、そこまで、ちゃんと見てくれてません。なんだかんだいって人間ですから、自分にアピールしてくるような人、自分の承認欲求を満たして気持ちよくしてくれる人を好んで評価しがちです。

そもそも完璧な人間だったら、その会社であなたの上司なんてしてないかもしれないですよね。聖人君主なそんなすごい人なんてめったにいないんです。

また、人間って自分のやっていることを過大評価しがちです。
だから、自分でもできている、結果を出しているつもりでも意外と上司から見るとできてなかったりします。

自分で頑張っている、結果を出している、という自負があるのなら、きちんとアピールして、評価面談などでも上司にきちんと自分の価値を確認すべきです。

じゃないと、いつの間にか自分よりできていない、という同僚などに追い抜かれてしまいます。


(2) 会社に裏切られる天然さん

定年退職とか終身雇用制度とかの言葉は、もう陳腐化しています。
どれだけ真面目に会社のために自らを犠牲にして長年働いていても、今は即刻会社に裏切られる可能性がある時代です。

真面目に静かにもくもくと会社に指示されたことをやっている人に限って、文句なんて言わないし、我慢してくれるから、会社に裏切られて肩をたたかれる人が多いです。

いきなり肩を叩かれても寝耳に水ですよね?

会社が裏切る時代だから、いつ裏切られてもいいように自分自身のスキルをつけていくしかありません。


(3) 世の中から求められてない人

先ほどの会社に裏切られる人、と関連しますが、どうやって裏切られたときに対処したら、いいのかも解説します。

よく経営者などでがむしゃらに目の前のことにまず一生懸命やれ、そうすれば実力、結果は後からついてくる、と言っている人いますが、大嘘です。

経営者のポジショントークですから、騙されないでください。その仕事をあなたにやらせたいだけです。


どれだけ一生懸命やってても、その会社でやってきたことがそのまま転職マーケットに出て評価される、ということはないです。世の中から求められること、世の中でニーズのあることをやっていかないと、後から自分の実力が通用しない、ということに気づいて困ります。


特に大企業で、細分化された仕事をやっている人は、一歩外に出るとその経験、スキルが活きないことが多々あります。


あと、最近、各社、希望退職制度など増えていますよね。

あれは、会社によっては、半年から1年くらいゆっくり次の人生を考えられるために休めるくらいお金をもらえることがありますよね。

最近多発しているのが、いざ休んでリフレッシュして、転職活動を開始しても、全く自分の望みの仕事が見つからない人です。

例えば、ちょっと暗い話をしてしまいますが、最近調子の悪いアパレル業界の希望退職制度で私が聞いたことです。


スター販売員などをしていて、希望退職制度を活用して、少しの間、サーフィンとかして楽しんだ後に、転職活動してもなかなか仕事が見つからず、今はタクシーの運転手をしているそうです。タクシーの運転手もそこそこ稼げそうですけど、せっかくアパレルの販売力があるのに、これまでの経験が活きる仕事が見つからなかった、という点でちょっと本人は落ち込んでいたそうですね。


そうならないように、やみくもに真面目に会社に言われたことをやるだけではなく、客観的に、自分のスキル、経験を常に見る癖をつけてください。

いつでも会社に頼らずに自分で自立できるスキルを身に着けてください。


(4) 一途な家庭人

最後に補足で、プライベートで失敗する一途な家庭人について解説します。
これは男女問わず、一途に文句も言わず、配偶者のサポートをしている人に限って、相手に不倫されている人が多い、という話です。

これってひどい話なんですが、ほんとによくある話です。信じ切るのはやめましょう。

今の私の話を聞いて、自分の相手との関係性で不安を感じた場合は、彼、彼女、を信じている、という感情面ではなく、客観的な事実から判断してみましょう。

帰りが遅い、接待が多い、出張が多い、それは本当でしょうか?

そんなに仕事してますか?そんなに接待ばっかりする職種ですか?

出張って何でしょうか?電話はロックされていますか?

こういうところから、客観的に判断するべきです。

この客観事実次第では、あなたがどれだけ一途に配偶者をサポートしていても、あなたは裏切られる、あなたの人生はうまくいかない可能性が出てきます。

今日は、上司へアピールせよ、という話から、真面目にやっててもダメだよ、という話までしました。

参考になれば幸いです。

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