【ご意見募集】ビットコインは普及するか/日経新聞連動企画
相場急騰や分裂騒動などで話題の仮想通貨ビットコイン。最近では円建ての取引が全体の半分程度を占めるなど、日本でも関心が高まっています。まだ普及途上の仮想通貨ですが、電子マネーのように日々の暮らしに浸透するでしょうか。3つの選択肢を用意して、引き続き皆さまのご意見を募集しています。
日経ヴェリタスの巻頭特集「現金vs.ビットコイン~決済握るのは」では、決済インフラが整っていない現状が浮き彫りになる一方、送金時の低コストや決済時の利便性といった魅力も分かってきました。そこで皆さんにビットコインの将来に対する考えをお聞かせいただけないかと思います。10年後を念頭に、最下部の「引用して書く」欄から【1】~【3】の選択肢のうち、ご自身のお考えに近いものを選んで投稿いただけますか。ご意見やご感想もいただけるとうれしいです。アンケート結果は日本経済新聞の新コーナー「COMEMOの論点」で紹介いたします。
【1】日々の生活に浸透している
「Suica」などの電子マネーも誕生当初はここまで普及すると思っていた人は少なかったのではないでしょうか。今後、決済システムの整備が進めば、多くの人に使い勝手の良さが認識され、普段の買い物や送金などで活発に利用されている姿を想像することも意外に難しくないかもしれません。
【2】一部の人の利用にとどまる
激しい相場変動が続き、一部の投資家による投機目的での利用に限られる状況が今後も続くというシナリオです。多くの人が日々の決済に利用する場合、どうしても相場変動の大きさが障害になります。現在も指摘されている問題が10年後も解決されなかった場合、限定的な利用にとどまる可能性も否めません。
【3】利用者が急減して消滅する
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者は9月に「本物ではない。いつか終わる」と発言しました。17世紀のオランダで起きたチューリップ・バブルのように、人々の物珍しさに対する熱気が冷めた途端、相場が急落し、誰も利用しなくなるというシナリオも排除はできません。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23131360W7A101C1905K00/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23131360W7A101C1905K00/