デフレ脱却に時間がかかっているのは、日銀法改正により日銀の独立性が高まったことで日銀が長年思い切った金融政策を行わず、日本のデフレを長期間放置してしまったことが背景にあると思います。

ようやく黒田総裁時代になってグローバルスタンダードな金融政策に踏み込み、それなりの効果はあったものの、それまで醸成されたデフレマインドが想定以上に根強かったため、日銀独自でできることのみでは経済の正常化に力不足の状況になっているということでしょう。

日本はここで財政の力も借りて本格的なデフレ脱却を目指すのか、緊縮財政を重視してデフレに逆戻りすることを甘んじて受け入るかの瀬戸際に来ていると思います。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27927640Z00C18A3EA3000/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?