漫画、アニメから教わる様々なモノコト
日本の漫画、ゲーム、アニメはまだ2010年頃までは子供が消費するモノという意識が多かった?のでは無いでしょうか。
僕が小学校だった1990年代はゲームをしていると馬鹿になるとか(最近もどこかの県がゲームは1日何時間かまでみたいな決まりを作ろうとして非難の嵐だったところがあったような)みたいな話はあったりしたけど、2010年前後から世界でそれらが認められるようになり、インターネットやSNSのお陰で、海外で評判な事が日本でも知られるようになって以降、世間のイメージも少しずつ変わり、クールジャパンといった国策にまでも変化を与えてきた背景があると思います。
ようやく、そうやって日本人のアイデンティティに於いての重要性が認められる中で、次の段階としては、それを保存や研究をして歴史の中に如何に体系化していくか?ということだと思うけど、その為にも博物館や美術館の企画や場所に如何に取り入れていくのかが大切なんだろうなって思うし、その必要性があると考えていたので、僕の作品制作の根本的テーマにもなっているのです。
ってな事で、今回は #漫画から学ぶ仕事のヒント という事で、書いていけたらと。
ドラゴンボール:経験を通した成長の重要性
リアルタイムでドラゴンボールZを楽しんだ多くの人々は、好きなストーリーの中に、ナメック星での戦いを挙げる人は少なくないでしょう。このエピソードには、サイヤ人がサイヤ人としての特徴が色濃く出てるのが見受けられます。
それは、サイヤ人がダメージを受けても回復するとさらに強くなるという特性が描かれています。
このメタファーは、我々人間の働き方や成長の過程にも当てはまります。逆境や困難な経験を乗り越えることで、私たちは以前よりも強く、賢くなるってことですね。
ただ、これを見た時は僕が小学生だったので、時代的にもまず苦しまないと良い結果は得られないみたいなイメージと重なっていたけども、今はネットやSNS、生成aiなどを通して、昔よりそんなに努力をしないと何かを得られないって感じではなくなってきたとも言えるし、むしろ、努力に捉われていると、逆に生産性が低くなるって考え方もあるので、アニメや漫画も常に時代と関係している物なのだなと考えさせれらます。
ビックリマン:多様性の尊重と共同作業
僕が見てたのは、ちょうど物心ついて記憶にある小学低学年、幼稚園の頃。
その頃はただ単に面白いなぁって感想でしかなかったけど、大人になって改めて見る機会があった際に思ったのは、漫画の設定が、日本人的宗教観が反映されているという所だった。
あらゆる宗教の神様が登場し、協力して悪者をたおしていく。
これはある種の無宗教である日本だからこそ産まれた漫画だと思われ、一神教の文化では思いつかない発想だったのでは?と大人になって感動しています。
ビックリマンには多くの神様が登場し、彼らが協力して悪を倒すストーリーが描かれているわけですが、これは、異なる背景やスキルを持つ人々が協力して目標を達成するという、現代の職場環境や、様々な宗教的文化的背景を持つ人が増え、多様化した社会に通じるメッセージに思えます。
日本の無宗教的な特性がこの物語に影響を与えていると感じるかもしれませんが、多様性の中での協力の大切さは、どんな環境でも共通のテーマですね。
漫画、アニメっていいね
漫画はエンターテインメントの一形態である一方、我々の日常や仕事に関する洞察を与えてくれることが多いです。
まあ、それもこれも、結局はが自分自身の考え方捉え方がポイントなのかなとも思います。
目の前にある、表面的な一次的な情報だけでなく、その背景にある文脈を意識し、角度を変え思考することのは必要だよねと思う次第です。
それらの物語から学べるヒントやメッセージを、自分の生活やキャリアに活かしてみることで、新しい視点やアイディアを得ることができるんだろうなと思います。
あー、今日はなんのアニメみよかなー