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中国でHuaweiP30とiPhone11はどのくらい売れてるのでしょうか

先日Canalysが2019年第三四半期の携帯電話の出荷データを発表していて、世界規模でみるとスマートフォンの出荷量は3.52億で前年同期比で1%上昇。

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世界全体での数字で、出荷台数はSamsungが一番多かったのですが、出荷台数2位のHuaweiの伸び率が29%でもっとも良い数字でした。そしてアップルは新機種リリースしたにもかかわらず出荷率がマイナス。そしてXiaomiは7月に香港で上場したばかりなのに市場シェアも出荷率も縮小です。

では続いて、中国国内の2019年Q3の携帯出荷量のデータを見ましょう。

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1位 Huawei4150万台(66%増)
2位 vivo1750万台(23%減)
3位 OPPO1700万台(20%減)
4位 Xiaomi880万台(33%減)←最大減
5位 アップル510万台(28%減)

Huawei以外全部数字下げてます。そしてHuaweiは66%増加!

Huaweiはアメリカとの揉め事に巻き込まれていることもあって、中国人の愛国心が煽られたことも影響してそう(もちろん製品もとても素晴らしいと思いますが)

■Canalysモバイル業務の担当者の分析

Xiaomiの今までの急成長は、海外新興国などのガラケーからスマホへの移行による成長がかなりあった。かなり移行が行われてしまったため、人口ボーナスによる成長がだんだん少なくなってきている。更に、HuaweiがXiaomiの狙っていた層への競合品を充実させてきている。

また下記の予想も出しています。

Huaweiが作っている5G基盤設備の普及によって、通信事業者とHuaweiの提携は益々親密になっているので、これからOPPOやvivo、Xiaomiなどに与える影響は大きくなる

■生き残りに必死なアップル

iPhone11をリリースしたアップルはかなりマーケティングを頑張っていた印象です。一時期、あらゆるSNSのトップページにiPhone11の広告が差し込まれていた。どのくらいマーケティングに予算をかけたのか調べてみたい。

ノート編集|note

また、アップルは今年の中国の独身の日(11月11日のセール)の特売に初めて積極参戦してきました。一つのアカウントが1台や2台までの制限付きで(転売防止かな)

・3000元に達したら200元引き、4000元に達したら300元引き、8000元に達したら500元引きのクーポンを配っている
・24回の無利息分払いが可能に。Tmall側も一日8元もかからずiphone11使えますよって必死にプロモーションをしてます

の2つを頑張ってます。ここまで頑張っても売れなきゃもうiPhoneは中国でオワコンになりますね、どのくらい売れるのか注目です。

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