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最新版:いますぐワクチン接種を受ける方法の探しかた

五輪報道で印象が薄まってしまっているかもしれませんが、東京をはじめ日本の各地で感染拡大が続き、過去最大の流行、いわゆる「第5波」が来ていると考えるべき状況と思います。すでに、東京ではコロナ以外の医療含めて、通常の状況ではなくなってきているようです。

私自身は新型コロナウイルスやワクチンに関する専門家ではありませんが、高齢者から順次ワクチンを接種するという政府方針が発表されたときに、自分が一体いつ接種を受けられそうか非常に気になり、情報を集めて整理したので、他の方のご参考になればと思って、これまでも何度かCOMEMOに投稿してきました。

今回、第5波を迎える時期と、ワクチンが足りない時期が重なってしまったのですが、打てる人・打つつもりのある人は、1日でも早く1回目だけでも接種を受けた方がよいと思い、自治体や職場等の接種機会を待たずに予約と接種を受ける方法を、8月1日時点の最新版としてまとめなおしました。

基本的なことは前回書いたものと変わりありませんが、状況が一部かわったのでその点を補足し、わかりやすくまとめました。以下が前回のものです。

本来は自治体などがきちんと早期に接種できるようにしてくれるべきことですが、そうは言ってもなかなか順番が回ってこない、という方は私の周りにも少なくありません。とはいえ感染拡大は待ってくれないので、少し自分の手足を動かして自己防衛するためのマニュアル的に使ってもらえたらと思います。希望する方が機会を見つけて、早期に接種を受けるためのお役に立てば幸いです。


概要は、上のチャートにまとめた通りですが(クリックすると拡大します)、リンクを含めて補足します。

まずキャンセル待ちを探して登録する

医院等での個別接種や、自治体や職域での集団接種をふくめ、キャンセル待ちを受け付けている場合があります。個別に探して登録しなければなりませんが、チャートの最下部にある、コロナワクチンナビGoogleマップで接種会場を探してキャンセル待ちがあるか問い合わせたり、サイトを確認してみてください。

Googleマップでは、「コロナワクチン (地名)」で検索すると、入力した地名付近の接種会場が表示されます。

皮肉なことですが、感染の拡大で、ワクチンを予定通り接種できない感染者が発生し、その分キャンセルが出やすくなっているという情報があります(感染するとワクチン接種できません)。その情報の真偽はさだかではありませんが、感染の有無に関わらず一定の割合でキャンセルは発生しますので、まずは出来る限りキャンセル待ち登録することをお勧めします。

このほか、Twitterでは、ワクチン接種の空き枠を中心に情報提供してくれているアカウントがあります。こうしたアカウントをフォローしておくのも有効です。

また、医師で作家の知念さんも、空き枠情報をリツイートしてくれています。

また、LINEを活用してキャンセル情報の提供をしている職域接種や自治体もあります。以下は知る限りの一例で、神奈川県とソフトバンクグループ(札幌・仙台・東京)です。ほかにもあるかもしれません。


接種券(クーポン)は常時携帯する

キャンセル待ち登録したら、接種券は外出する場合は、常に持ち歩くようにしてください。いつ連絡があるかわかりませんし、連絡があってから長くても数時間以内、短ければ30分程度のうちに接種場所に行けなければ接種のチャンスを逃すことになります。


関東・関西の方は、自衛隊の大規模接種予約を

東京と大阪の自衛隊による大規模接種会場は、9月末まで開設期間が1か月延長されました。ただ、おそらくですが、1回目の接種予約は8月中に終了する可能性が高いと思われます(2回目を1か月後に接種することを逆算すると、そうなります)。

7月で高齢者向けの2回目接種が終わり、予約受付が毎週2回、月曜と木曜の18時ごろから、と受付の頻度が増えました。開始は18時ぴったりではなく、わざわざ18時ごろとなっていますので、そこは空気を読んで早めに動いた方がよいかもしれません。

ネットやLINE、電話で受け付けているので、ネットで申し込みつつ電話でも、という方法でやってみてはどうでしょうか。知人は、45分ほど粘ってようやく予約サイトに繋がり、予約できた、ということでした。

2重予約を避け、2つ取れたら1つはキャンセルを

新型コロナウイルスワクチンは冷凍でとどき、接種のために解凍してしまうと、規定時間内に接種できなければ捨てることになります。接種予定者が来ないと、接種会場のスタッフの方がワクチンを無駄にしないために、代わりの接種者を手配することになり、大きな負担をかけてしまいます。直前のキャンセルや、予約を持ちながら会場に行かない、ということがないようにして、ワクチンの無駄を防ぎ一人でも多く一日も早く接種できるように協力してください。

また、ワクチン接種は2回完了してから2週間経たないと完全な免疫の効果が発揮されないということです。1回接種して安心してしまい、完全な免疫となる前に感染してしまう人も多いそうですので、せっかく1回目の接種をしたら、それまで以上に注意して過ごしてください。

なにより、今大切とされているのは、正しいマスクの着用です。

・マスクは不織布製のものを(ウレタンマスクは特に効果が少ない
鼻だしマスクは、特に自分が感染しやすくなります

夏の蒸し暑い時期で、マスクは息苦しく不快だとは思いますが、自分と周りの人の安全のために、正しく使いたいですね。

感染すると後遺症が残る人も多く、それが長引くこともだんだん分かってきているようです。後遺症が時間をかければ治るものなのか、一生続くものかもまだ分かっていません。その意味で普通の風邪やインフルエンザと同じではありません。もし一生続くことになると、感染したことを一生後悔することになりかねないので、私はとにかく感染したくないと思っています。

接種のための情報は以上です。以下は、ご参考までに。


先月からくらべると、この1か月で4000万回近く接種されており、大変なスピードで接種が進んだことが分かります。1日100万回を優に超えています。

シミュレーションの一番早いパターンに乗るスピードですので、ワクチンが不足してくるのもうなづけます。関係者の方々の尽力に頭が下がります。

ワクチン接種プログレスバーでも、現在2回接種完了の割合は28%になりました。しかし、裏返せば7割以上の人がまだ2回の接種を終えていません。

新型コロナウイルスに関する情報は日々変わっていて、世界中から新しい研究結果の情報が出されていて、昨日までの正しい情報が明日は間違いになる、ということも少なくないようです。

なにはともあれ、自分と周囲の人が感染せず安全に過ごせるように、お互いに気を付けて過ごしたいと思います。

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