むしろインフレ加速からオーバーキルのリスク

FRBは「数年は潜在成長率を上回る経済成長が続く」と予想していますが、一方で米国のGDPギャップはすでにプラスとの試算もあります。

このため、完全雇用下での潜在成長率を上回る経済成長も貿易摩擦もインフレ加速をもたらすことから、FRBは金融引き締めのペース加速を余儀なくされるでしょう。

過去の経験則では、GDPギャップがプラスになって2~4年後に米国経済はリセッション入りすることになりますから、記事中では19年後半から20年以降に米景気減速との見立てになってますが、十分景気後退の可能性もあるでしょう。

となると、トランプ再選は危うくなるかもしれませんね。

加えて、日本では19年度後半から消費税率の引き上げと五輪特需ピークアウトのダブルパンチとなりそうですから、やはり来年後半以降はかなりの警戒が必要かと思います。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32740040X00C18A7EA2000/

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