「小さな移動革命」の衝撃。LUUPはもはや欠かせない移動手段に。
移動革命。
こんな言葉を聞いて、みなさんが思い浮かべる情景はどんなイメージだろうか。
「移動革命」というキーワードで検索をすると、出てくるのは「空飛ぶクルマ」や「自動運転」という、SF好きのココロをくすぐる、ワクワクする記事がたくさん出てくる。
ワクワクする。その一方で「2050年までに誰もが自由に空を飛べる時代を創る」とあるように、「空飛ぶクルマ」で自由に空を飛んで移動をしたり、完全な自動運転車に乗って、クルマを所有せず、運転手も要らずに自由自在に移動できる世の中の実現は遠い。
そんな中、ついに今年4月、日本にも「小さな移動革命」が起こった。ヘルメットなしで利用できる電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービス「Luup」がサービス提供をスタートしたのだ。
「小さな移動革命」との出会いは3年前。
筆者がいちばん初めに体験した「小さな移動革命」は、実は日本でもなくアメリカでもなく、中国だった。
3年前、中国(上海・深圳・北京)に視察に行った際に、最も頻繁に利用して移動手段は電車でもバスでもタクシーでもなく「自転車」だった。
徒歩で行くには遠すぎる。かといってタクシーで行くほどの距離でもないし、ちょっとお金がもったいない。そういう絶妙な距離の移動に、自転車は最適だ。
その自転車を所有するのではなく、シェアサイクルとして「乗りたいときに乗って、使い終わったら乗り捨てOK」という革命的に便利なサービスなのだ。30分以内ならわずか1.5元(数十円)で利用できてしまうリーズナブルさに加え、アプリさえあればシェアサイクルを探し、鍵を解錠して、使い終わったら決済するところまで完結でき、ストレスゼロで利用できる点も魅力的。
「ああ、日本でもモバイクみたいなサービスがあったらいいのに…」と思い、すでにドコモ・バイクシェアをはじめ日本でもシェアサイクルサービスがいくつか展開されていて、実際に利用したこともあるが、「これは日本だと厳しいな…」と感じた点が一つだけあった。
それが「東京の都心はとにかく坂が多い」ということだ。いま思えば、上海でモバイクがとにかく快適!と感じられたのは、坂道がほとんどなく、平坦な道だけを移動していたので、一切のストレスを感じずにいられたからだ。
反面、東京の都心はとにかく坂が多い。渋谷の道玄坂・宮益坂も、渋谷から六本木方面に向かう道も、原宿から表参道方面に向かう道も、それなりの勾配のある上り坂を数百メートルにわたって漕ぎ続けないといけない。言うまでもなく、上り坂を自転車で漕ぎ続けるのは結構しんどいし、何より時間がかかってしまう。
「都内を自転車で行き来するのは、結構しんどいな(いい運動にはなるけれど…」
そう感じるようになってから、シェアサイクルを利用することはほとんどなくなってしまった。
LUUPは安い、軽い、速いの三拍子が揃った「小さな移動革命」だ。
中国でモバイクという「小さな移動革命」に出会い衝撃を感じてから約2年半。日本上陸・撤退を経て、一度は盛り下がったシェアサイクル市場。
ついに「小さな移動革命」の真打ちが日本にもやってきた。
そう、上述した電動キックボード/電動アシスト自転車のシェアリングサービス「Luup」だ。
坂道が多い東京都心でも、「電動」であれば何のことはない。全く疲労することなく、一定のスピードで軽快に移動できる。
よく「ラストワンマイル」と表現されるが、数キロ以内の移動や、駅から遠いお店やオフィスから移動するときなど、既存の移動手段だと時間がかかりすぎてしまうケースに、LUUPはピッタリだ。
上記はほんの一例だが、
・徒歩で移動するには遠すぎる(25分)
・電車・バスだと遠回りで時間がかかる(20分)
・タクシーだと時間は短縮できるがお金がかかる(1000円~)
と、どれも悩ましい。
時間に余裕があれば徒歩を選択することもあるが、やむを得ずタクシー移動を選択することがこれまでは多かった。
ところが、LUUPによって「小さな移動革命」がもたらされた今は違う。
下のツイートにある通り、都心に出るときは明治神宮前にあるWeWorkを拠点とすることが多いのだが、WeWorkの隣のビル(niko and…TOKYO)にLUUPのポートがあるので、「徒歩以上、電車未満」の距離(1~5km程度)の移動をするときは、「LUUP」一択だ。
徒歩や電車・バスよりも2倍以上速く移動でき、かつタクシーよりも圧倒的に安価(初乗り10分110円~)で移動できるため、LUUP以外の移動手段を選ぶ合理的な理由が一つもないのだ。
逆に言えば、お目当てのポートに利用できるLUUPが一台もなかったときや、出発地点の近くにLUUPのポートがないときは「今日は終わったな…」と絶望的な気持ちになる。もはやLUUP依存症になってしまっているかもしれない。
惜しむらくは、まだ提供エリアが渋谷区・新宿区など一部に限定されていて、多摩エリアはもちろんのこと、都心でも大手町・丸の内エリアや池袋駅周辺はまだ対象外だ。
とはいえ、ものすごいスピードでポートの設置数が増え、エリア拡大が進んでいるのも事実なので、時間の問題だろう。
「空飛ぶクルマ」や「完全自動運転車」に比べると、見た目もスケールも小さいかも知れないが、確実に私たちの日常生活を便利にしてくれる「小さな移動革命」。まだ乗ったことない!という方はぜひ一度利用してみて、「小さな移動革命」の衝撃を体験してみてほしい。
初めて利用する場合にのみ限定されるが、招待コード【RF5RXZUT】を入力するでライド30分無料のクーポンが入手できる。
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ぜひこちらも合わせてお聞きください!
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