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XXペイが多過ぎる日本 おトクに使うには?

10月からの消費増税に向けて各社キャッシュレスのキャンペーンを打ち出しています。しかし、複数の企業がペイサービスを運営しているので消費者にとっては分かりにくいです。

そもそもXXペイとはQRコード決済のことです。私が住んでいるシンガポールでも普及しており、日本でも最近普及し始めたサービスです。

決済の仕組みはスマホの対応アプリの画面上でQRコードを読み込んで支払う形。お金のチャージはクレジットカードやデビットカードなどと連携させたり、銀行口座などからお金を振り込んだりすることで行えます。

スマホさえ持っていればお財布がいらなくなるので便利なサービスです。ですが、自由競争でサービスが乱立しているために消費者としては一体どのサービスを利用すればよいのか分かりにくいです。

QR決済のペイサービスは楽天ペイ、PayPay(ペイペイ)、LINE Pay(ラインペイ)、d払い、Origami Pay(オリガミペイ)など大きな会社だけでも5社もあります。

それぞれ標準のポイント還元率やキャンペーン、利用できる店舗などが違います。

一般に各社のサービスで定型クレジットカードと連携させると還元率がよくなります。例えば、楽天ペイは楽天カード、PayPay(ペイペイ)はヤフーカードと連携させて支払うと、還元率が上がります。

1.5-3%還元など魅力的な還元率のキャッシュレス決済ですが、現金キャッシュバックではなく、ポイントを対象店舗で利用することになります。当然、貯まったポイントの汎用性が高いサービスを利用することが大切になります。

おトクな情報は各社ホームページやアプリから

10月の消費増税に向けて各社、キャッシュレス決済を定着させようと盛り上がりを見せています。政府主導でキャッシュレスを推進させているためにこの流れはますます加速するでしょう。マーケティングコストがこの市場に大量に投入されている今、消費者も波に乗った方がおトクを享受しやすくなるということです。

おトク情報を知りたければ各社ペイサービスのホームページのキャンペーンページを頻繁にチェックしましょう。楽天ペイやPayPay(ペイペイ)などは期間限定店舗で高還元率キャンペーンを実施することも多く、その波に乗ればかなりおトクが大きいです。また、増税前後もキャンペーンが予測されるので要チェックです。

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花輪陽子(FP@シンガポール、経営者、著者)
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