見出し画像

未来のアクションを生む「振り返り & シェアのススメ」

2021年も1ヶ月が過ぎようとしています。「一年の計は元旦にあり」ということで、新年を迎え新しい取り組みを1つ始めました。

その取り組みとは毎日、日記をつけること。いつでもどこにいてもアクセスしやすいようにアプリを活用することにしました。私が選んだアプリは「10年日記」。毎年過去にどんなことをしていたかを振り返れるのは良いだろうと思い、10年分の日記を付けられるアプリに決めました。

決めたルールは「短くとも毎日書くこと」のみ。ハードルを下げ、まずは続けてみることにしました。毎日その日に起きた出来事を記していきました。本当にたわいもない日常を記すところから始めたのです。

1冊の本との出会い

日記を書き始めてちょうど2週間が経ったタイミングで伊藤羊一さんが1月14日に出版した「1行書くだけ日記 やるべきこと、やりたいことが見つかる」という本に出会いました。ちょうど日記を書き始めていた自分にとって、手に取らない理由はない本でした。詳しくは是非読んでいただきたいのですが、振り返りの習慣を持つことの意味、そのことによる変化が学べる1冊でした。

出来事+振り返りの大切さ

それまで日記にはその日にあった出来事をただ書いているだけでした。続けることが大切だと考えていたのと、翌年、2年後、数年後に振り返っていくと面白いだろうな。くらいの感覚だったのです。
「1行書くだけ日記」を読み、起きたことだけでなく、その起きた出来事にどのような意味があったのか、そこから何か気づきはあったのかを少しの時間考えてみることを始めました。

例えばですが、ある日ラーメンを食べに行ったのですが、そのラーメン屋が少し変わったラーメン屋で、接客の雰囲気、盛り付け方に特徴があり、言わばラーメンの懐石料理のような印象を受け、新しいラーメン体験だと感じたのです。今までだと、「ラーメンを食べにいき、面白い感じだった。」と記すだけだったのですが、なぜ新しいと感じたのか、そこからの気づきは何なのかを考えるようになったのです。考え方としては下記となります。

1. 出来事:ラーメン屋に行く。
2. 感じたこと:新しいラーメン体験だ。
3. どの辺が新しいと感じたのか:ラーメンの懐石料理のような印象を受けた。
4. なぜそのような印象を受けたのか:接客の雰囲気、盛り付け方に特徴があり、他のラーメン屋と伝え方が違っていたから。
5. 気づき:普通に世の中にあるもの。その伝え方を変えると新しい体験になる。

このように1日に起きた出来事の中から印象に残ったことを深堀していくのです。日々の出来事をベースに少し時間を掛け振り返ることで、「気づき」が生まれるのです。

気づきのシェア

さらに、毎日の"気づき"をTwitter, Linkedinにシェアすることにしました。例えば、先ほどのラーメン屋からの気づきは↓という内容でシェアしました。

気づきをシェアし、どれくらい反応があるかを知ることや、見た人からフィードバックをもらったりすることで自分の気づきが深まります。

1. 1日の出来事を書き出す
2. その中から心に残っていることを1つ選ぶ
3. なぜ心に残っているのかを"気づき"まで落とし込む
4. 気づきのシェア
5. 見た人からのフィードバック

という流れです。1〜3 は10分もあれば出来ます。

"気づき"はこちらのTwitterアカウントでシェアしていますので、何かご意見などがあれば是非フィードバックをください。

振り返り&シェアの意味

1日10分間の振り返り&シェアを積み重ねていくことにどのような意味があるでしょうか。毎日振り返り&シェアを実施した場合、1年間で365個の"気づき"を考えることになります。そして、"気づき"の習慣化は、日々の出来事、行動をする際に、その背景や理由、その先に何があるかを考える癖もつくでしょう。そして日々の気づきは未来のアクションにつながっていきます。何も考えていなければ生まれないであろう未来のアクションの起点となるのがこの振り返りとシェアの習慣化なのです。

まだ始めたばかりなので今後の予定にはなりますが、定期的(毎月?)に自分の"気づき”を振り返る機会もつくるのが良いでしょう。そうすることで気づきを反芻し、異なる"気づき"と"気づき"を紐づけていくことも面白いのではないかと考えています。

新しい習慣が根付くには2ヶ月かかるといいます。筋トレではないですが、まずは2ヶ月間続けてみようと思います。


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?