勉強嫌いの落ちこぼれだった私が社長になって夢を叶えた話
こんにちは!下着ブランドのブランドディレクターを務めるこじみくです。
今日は「#わたしの勉強法」をテーマに私が過去にどんな風に勉強をしてきたのか…そして、現在たどり着いた勉強法についてご紹介します。
勉強嫌いの落ちこぼれ、偏差値を1年で30上げてMARCHに合格
私は25歳の時に起業をして、自分の下着ブランドを立ち上げ経営者になったのですが、元々の私は勉強が苦手でテストや試験のたびに「自分はダメな人間なんだ」と思っていたタイプでした。
社長は優秀で頭がいい人がなると思っていたので、まさか私が社長になるとは学生時代の私は想像すらしていませんでした…
しかし、大学受験をきっかけに人生で初めての猛勉強
そこから
・偏差値を1年で30上げてMARCH(立教の法学部)に合格
・新卒で未経験のエンジニアに挑戦
・1か月でTOEIC約700点
・25歳で会社経営
・SNSの総フォロワー5万人
めきめきと色んな挑戦に積極的になることができました。
私のキャリアを話すと「色んなことに挑戦していてきっと勉強が好きなんだね」と言われることがあります。
自分の中では(あんなに勉強が嫌いだったのに…!?)と驚くことがありますが、もしかしたら自分の中で一つの勉強法が確立されていて、以前より勉強が苦じゃなくなったのかもしれないと思い、今日はそのことを紹介します。
1.勉強に大事なのは「勉強をする時間」
勉強をする時間がなければどんなにモチベーションが高くても習得ができません。そう言うと社会人の多くは「忙しくて勉強するヒマがない」と言いますが、実は多くの人が意識次第で勉強する時間を確保できると思っています。
私が起業をして経営者になったのは25歳の時。当時はIT企業に勤めていて、朝7時半に家を出発、残業で帰るのは12時過ぎ…という生活をしていました。トラブルや新規システムの開発もあって、人生の中でも忙しいタイミングで経営の勉強をして、少しずつ起業の準備をして「起業を決意した3か月後には社長に」なったので忙しく何もできないということは意外とないかと思います。
私の場合
とこまめに時間を捻出しながら勉強時間を何とか見つけていきました。
①まずは一日で何をして過ごしているのかを30分単位で書き出す
②その中で勉強できそうな時間を見つけていく
というプロセスをすれば案外30分だけでも勉強時間はすぐに見つかるかと思います。15分あれば本はかなり読み進められますし、電車で二駅分の乗車があれば必ず本を開くという人もいるので、意識とモチベーションがあれば勉強時間は作り出せると思っています。
2.一番効率的な方法をリサーチ
私がTOEICに挑戦した時、とにかく周りの友達にどうやって勉強したかを聞きまくりました。他にもネットで調べてより早く成果がでる方法を探したり、とにかく「最短の時間で結果を出す」ことにこだわるのが大事だと思っています。
私が日頃意識している例として、東京から富士山まで自力でいくことを目指そうとした時に、何も考えていないと歩いたり走ったりして向かってしまいます。ただ、効率化や最短の時間で…と考えたときに、時間やお金がかかっても最初に車の免許を取った方が何倍も速くなります。
このように「努力の方向が間違っていないか」をつねに考えながら、勉強を進めるのが大事だと思っています。
大学受験の時も、毎日勉強終わりに勉強法を周りに聞いたり、ネットで調べていましたし、経営者になって売上に伸び悩んだ時もおすすめの本を紹介してもらったりとリサーチに労力をかけるように心がけていました。
3.インプットとアウトプットの意識をはっきりさせる
「経営学部の教授はみんな社長なのか?」という話があるように、知識があるからといって全てが実践に繋がるとは限りません。記憶していてもテストで短時間で解けなければ意味がないですし、インプットとアウトプットのバランスが大事だと最近は思っています。
特に日本人は、学生時代の多くをインプットの勉強法で過ごす人が多いため、インプットにこだわり「まだ準備が足らないから…」と実践を躊躇してしまう人が多いように感じます。
新卒の未経験でITの世界に飛び込み、エンジニアとしてプログラミングの勉強をしていた時に、本を片手にパソコンとにらめっこをする私を見て「とにかくコードを書きまくれ!!」と先輩からアドバイスがありました。
本だけでは習得できない世界、自分の体に「プログラミング」というものが馴染むまでとにかく書いて書いて書きまくる…
次第にただの宇宙語としか思えなかったコードが、「読める…読める…!」となり、その後は業務改善や自分の会社のツール開発でもコーディングがスムーズにできるようになりました。
また、私が会社経営をしていた時に、SNSでの発信がマーケティングに必要になりましたがそこでも
①まずは人気の投稿をインプット
(写真を撮ってフォルダに入れて定期的にチェック)
②人気の投稿の切り口やデザインを元に、
一日3投稿以上をとにかく投稿
という流れをひたすら続けることで、SNS総フォロワー5万人という成果を短期間で出すことができました。
資格系の勉強であれば「とにかく過去問を解いて苦手分野を見つける」というようにインプットに時間を割きすぎない、アウトプットに重点を置くというのはすごく大事だと思っています。
社会人になると勉強の時間が限られ、忙しさでモチベーションを維持するのも大変になりますが、勉強をして損することはありませんし、将来的に自分の武器になっていくことは確実です。
10/27の記事では転職により年収が増えた人は過去最大の36%となり、人材業界が売り手市場にある中、資格やスキルを強化することでさらに好条件でのキャリアチェンジが期待できます。
すぐに成果がでないと思っていたことでも、意外なところでスキルや勉強が活きてくることも人生では多くあります。
先ほどの記事でも、転職では「35歳が限界」と言われていましたが、40代の転職者は昨年の2倍となりました。勉強をする年齢に終わりはなく、自分なりの勉強法を見つけていくことが豊かな人生に繋がると私は思っています。
社会人だからこその勉強法、そして勉強嫌いだからこその挑戦の仕方…そこに夢を叶えるヒントが詰まっていると信じています。
小島 未紅
1991年東京都出身。株式会社iiy執行役員。新卒で大手IT企業に入社。エンジニアとして働き3年目に下着ブランドの立ち上げを決意し、2016年に起業。運営ブランドBELLE MACARONは女性視点の心地よさとデザイン性をもつ「24hブラ」がSNSで共感を集め、最高日商2000万円を記録。ブランド体制などをきっかけに2024年にブランドクローズを迎え、現在は下着ブランド「CHARM MAKE BODY」のブランドディレクターに就任。