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自分が起業してから、もう10年以上経過したが、自分の周りでも、創業した会社を上場までもっていくような大きな成功を成し遂げた創業経営者はごく一部と感じる。

そもそも起業家は、新しいことに挑戦しているわけで成功の定義にもよるが上場などの大きな成功を定義とすれば、成功確率も必ずしも高くない、と言える。

今日のタイトルは、「無敵ポジションからの評論」ということだが、成功確率が低いことに対しての評論行為は、そもそも成功確率が低いので、適当に粗探し、ダメ出ししていれば、そこそこの正答率で評論することができる。
リスクもないのに、適当にダメ出ししとけばうまくいくって、無敵ですよね、楽ですよね、ということである。

これは「新しい事を始める人」や、「新しい事、チャレンジ」をとりあえず否定してれば、ある程度の確率で指摘が的中するということだ。

確率論的には当然のことなんだけど、「だから自分の言った通りになったじゃないか」と評論する行為は、そもそもそういうもんなので、本当にかっこ悪いな、と思ってしまうのだ。

例えば、自分も、眼鏡のビジネスをやっているが、創業時には、既にJINS、Zoffがあるじゃないか、勝てるわけないでしょ、と言われた。

でもそんなありきたりの評論、そのへんにいる大学生でも思いつく内容、誰でも言える指摘なのである。

いつも思うことがあって、ある程度の正答率が担保されてるような、新しい事をとりあえず否定するような評論家的態度の人が多い(だって、リスクなく高い正答率を誇るんだからそりゃそうだ)けど、そういう人生って果たして楽しいのか、ということで、やっぱり自分で手を動かして、失敗も乗り越えながら、色々トライしていくのが人生絶対楽しいと思う。

評論なんてしてないで、リスクとって大きなことを成し遂げよう。

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