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FPとしてのメディア戦略 SNSの活用

「あの人はマーケティングが上手い」。

褒め言葉なのかもしれませんが、そう揶揄され続けてきました。「FPとしてのメディア戦略」というタイトルで過去にセミナーをしたこともあります。同業者もSNSを使って業界を盛り上げていく必要があると思ったからです。

私は2010年頃にFPとして独立をしましたが、新参者で実績のなかった私がデビューできたのはSNSのお陰だと言っても過言ではありません。

当時から、ブログ、メルマガ、Twitter、Facebook、インスタグラム、YouTubeなど全てを駆使して、書籍が出る際やイベントを行う際にSNSでファンにサポートしてもらい続けてきました。

今でもそうで、私は普段シンガポールに住んでいますが、日本、シンガポールでイベントをする際にもSNSで告知をして参加者の方に来ていただいています。集客は全て自分で行うことも多くなり、Facebookなどに広告を出す場合もあります。

そんな私が今、もっとも注目をしているメディアがnoteです。私がnoteを始めたのは2019年からですが、2019年1月と比べてユーザー数も1.5倍に急成長しているようです。私のフォロワーもお陰様でnoteの成長と同じくらいの割合で増えています。

フォロワーが増えるのはとても励みになり、毎日noteを開いて、できる限り投稿をするようにしています。具体的には月に2本は必ずアップをするなど最低限の投稿本数を決めています。その後は、面白そうな企画に投稿をしてみるなど、着想をしたら備忘録としてもとりあえず書くようにしています。

SNSなどを活用してきて感じることに、そのメディアと共に成長をすることが大切というのが身にしみました。既に皆が使っていて、参加が遅かったSNSではフォロワーを増やすのは並大抵の努力ではできません。反対にそのメディアに早く入ることができれば、先行者優位があって、フォロワーは自然と増えやすいということです。そのメディアを使い始めたばかりの頃は皆がフォロワーを探したりするからです。

また、noteはオールドメディアと取って代わるだけの潜在能力を秘めていると感じます。オールドメディアは既得権益がありますが、新しいメディアはそんなものはありません。クリエイターの下克上があるので新しいメディアは面白いのです。

YouTubeなど利用者も多いけれど、クリエイターが多いメディアなどではコンテンツは埋もれてしまいがちです。ロングテールという理論がありますが、HIKAKINなど一部のクリエーターにアクセスが集中しがちです。しかし、諦めるのはまだ早いのです。私の場合、FP、マネーというカテゴリーで上位を目指すようにしています。更に、海外投資、シンガポールなどと分類を細かくしていくことにより、自分が有利な戦いをできるエリアを見つけることができるのです。

皆さんも組み合わせスキルを再確認をして、自分が得意なフィールドでセルフブランディングをしていきましょう。セルフブランディングのコツについてもnoteで発信していこうと考えています。


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花輪陽子(FP@シンガポール、経営者、著者)
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