この9月は米欧が金融の量的緩和(QE)からの出口に、道筋を付ける月となります。米連邦準備理事会(FRB)については出口が既定路線になりつつあるなか、欧州中央銀行(ECB)の出方が大きなカギを握っています。いきおい、9月7日のECB理事会に関心が集まります。

 FRB、ECBそして日銀のQEをグラフにしてみよう。足元では三大中央銀行の総資産は合わせて前年比で200兆円増えていますが、その主役はECBと日銀。しかも総資産の規模はECBが円換算で550兆円あまりと、日銀やFRBを上回ります。その辺の事情を日経電子版のグローバルOutlook欄で分析しました。ご笑覧までに。

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