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お金に困らない「仕事のコツ」 好きなことを継続させる

お金に困らない仕事のコツ

お金に困らない仕事のコツについて書きます。いきなり投資だけで生活費を回すことはハードルが高いです。そのため、まずは、パッシブインカム(積極的に働かなくても得られるお金)を少しでも増やす、あるいは好きなこと(苦にならない)仕事を増やすことが重要だと考えています。今回は小手先のコツというよりは、少し大きなテーマや考え方について触れます。

私は2009年のリーマンショックの時に会社をリストラされて、FPとして独立をしました。何も分からないまま、先に独立をしていた先輩から請求書の書き方やSNSの使い方も含めて教えてもらいました。そして真っ先に有料メルマガと書籍の出版をやってみました。今考えると、全く実績もないのに無謀でしたが、この大きなジャンプがあったので、5年間で著書を20冊程度出版し、テレビの準レギュラーくらいまでに登ることができました。


好きなことをする

2010年に先輩と一緒にセミナーの資料を作ったのですが、今でも当てはまることが多いのでその一部を公開します。私は、仕事を受けるか受けないかを決める時に、次の3つの視点で考えています。その仕事を楽しめるか(あるいは学びがあるか)、仕事のメリットデメリットは何か(天秤にかけてメリットが上回ればまずはやってみる)、そして、やると決めたら、「上手くいくかどうか」と言った余計なことは考えずにやってみます

花輪陽子 セミナー資料

なぜ好きなことをすることが大切なのかというと、好きなことをすることで仕事をすること自体が報酬となるからです。出版の仕事などは基本的に先アウトプットで、報酬が入るのは何ヶ月も先です。すごく好きな仕事で、生活にも余裕をもたせておかないと、なかなか継続できません。これに対して、嫌な仕事をしていると、労働から得たお金を使って、物やサービスを買うなどをして間接的に幸福を買うというサイクルになります。事務の仕事をしていた時の私はそのように感じていました。

好きなことを継続させる

独立をしてから16年目ですが、ふりかえって気づいたことに、同業の「顔ぶれが変わっていない」ということがあります。2010年に取材を受けた方から2024年に再度取材を受けるということもあったくらいです。新規の取引先を開拓しなくても、これまでの取引先にリピートしていただく機会が多くなります。継続は力なりと感じます。

私は、2014年に出産、2015年にシンガポールに移住を経験し、メディアの活動に関しては、いったん振り出しに戻るという経験をしました。特にテレビに関してはほとんど出ることができなくなりました。これは、すごろくで例えるなら、終盤のコマで一気にふりだしに戻された経験でした。もちろん、遠回りして、苦労をしたことによって、得られたこともありました。

女性のキャリア形成を考える場合、キャリアのピークと出産がどうしても重なってしまう傾向があります。そんな場合、私は自分のライフプランを優先させた方がよいと思います。なぜなら、仕事は永遠に続けられるからです。一度、あるいは何度か振り出しに戻されたくらいの方が、長い人生を楽しめるのではないかとも思います。

それでも重要なことは低空飛行でもよいので、キャリアを切らないことです。私はピークの頃の労働時間が100だとすると、子育て中は10-20くらいの労働時間の時もありました。でも、時間がないと、仕事は早くなり、結果的に2割の労働時間でピークの60%くらいの収入は得られてきました。子育てが落ち着いて、時間を投入していけば収入を増やしていくことも可能です。今年は私自身もメディアの仕事を積極的に受けようと考えています。noteでは、資産運用の話がメインですが、働き方(主に幸福なライフプラン、収入を得るというマネーの軸から)についても書く機会も持ちたいと考えています。



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