史上初の景気後退下での消費増税の可能性
8月の有効求人倍率が横ばいになったことで、月曜日に公表される8月景気動向指数の一致ciの低下が確定しました。
これにより、基調判断が4ヶ月ぶりの「悪化」に転じるのは確実でしょう。
消費増税直後ですから、実際にそうなったら、臨時国会で結構騒ぎになりますね。
9月短観の大企業製造業業況判断指数も3期連続悪化でしたし、今回の消費増税は史上初めて景気後退下での実施となりそうです。
日本以外が金融・財政政策に前向きになるなかで、正気の沙汰ではないように思います。
安倍首相は所信表明で「大胆な減税」とおっしゃっていましたが、消費税とトータルで考えれば、家計は恒久的に年2.5兆円の負担増になるんですけどね。
まあ、追加対策は不可避となるでしょう。補正予算も決まりだと思います。