今ベテラン社員に求められるのは「シン・KKD」かも? 〜 感・経験・度胸の新しいカタチ
今回COMEMOのお題は「 #ベテラン社員に学んでほしいスキル 」。
なんて胸が痛くなるお題だ...。
僕のような「アラフォーサラリーマン」こそ、もう「ベテラン」の域だろう...。もしも同じ社内チームの若年スタッフから、このお題でnoteが投稿されてきたら、もう名指しのダメ出し宣告となりそうである。
...ということで、下からの突き上げは、一旦置いておいて、
こちらのお題へ。
約20年前(新入社員)、目先のロールモデルとなる先輩がいなかったことを書いたことがありましたが、当時の話題を書くより、2021年のネタを書く方が当然良さそうなので、書きます。
感・経験・度胸...?
「KKD」なんて略称で揶揄されますが、「感・経験・度胸」は、平成・令和時代には、「オワコン」なスキル(スキルと呼ぶのが正しいのかは、置いといて)と言われています。
果たして、そうなんでしょうか?
と、いうか、僕のようなIT企業でマーケティングを担当している僕自身が、まだまだ「感・経験・度胸」で戦っていたりすることを自認しています。と、言いますのも、コロナ禍での前例の無い環境下で、成果のあった施策・取り組みは、まさにシン時代に対応した「感・経験・度胸」の賜物だったと思っています。
しかし、そこには、昭和型なKKDではなく、令和時代にupdateしたKKD、そう、トランスフォームした「シン・KKD」だったと思います。
ゴジラだって、エヴァンゲリオンだって、エヴァンゲリオンだって、そして、仮面ライダーだって「シン」になって、時代に受け入れられ、ヒットし、ヒットが予想されているコンテンツとなっています。
僕が、愛するTM Networkの大ヒット曲「Get Wild」は、「Get Wild '89」に始まり、「アルバムCD4枚組丸々全曲Get Wildのアレンジ違い」となるくらい進化し、支持されています。
(ちょっと話題がそれました)
updateしたKKD
旧来のKKDでは、戦えないのは、自明の理です。現代にフィットした、いや、半歩先、一歩先のKKDを身につける必要があります。
シン・感
Z世代にとどまらず、Y世代、α世代の思考回路を憑依するがのことく身につけ、実体験、そして、追体験するのです。流行りのSNSはすべてチェック。メディア感性をオープンにし、フィルター、先入観をなくすのです。
シン・経験
渋谷の商業施設は、記事やセミナーをみただけでわかったつもりになるではなく、自身の体験として刻む必要があります。
シン・度胸
ベテランになると、失敗を恐れます。社会的名誉(実際は社内的名誉)が傷つくことを恐れます。「死ぬこと以外はなんちゃら」のような書籍がヒットしたのもつい数年前のこです。クリティルな、(文字通り致命的な)失敗をしないかぎり、サラリーマン会社員は、死にません。新たな時代に飛び込む度胸です。
僕自身、「オワコン・ベテラン社員」にならないように、「シン・KKD」を身につけるために、日々尽力しています。
そう、こんなふうに。
(このネタは、また別途どこかで企画裏側を書こうかと思います笑)
いずれも、VUCAなシン時代を生きていくために、内にとどまらず、既成概念を打ち破りつづけるために、オープンに、繊細かつ大胆にうごけることこそ、ベテランに求められる姿かもしれません。(ただの痛いベテラン社員になる、際どいラインにもご注意を汗)