フラジャイル・ファイブの行方やいかに
ドル高進めば新興国に打撃と言えば、2013年のバーナンキショックの後に、通貨が暴落した「フラジャイルファイブ」が思い出されます。
フラジャイルファイブとは、海外資金の依存度が高い経常赤字の新興国(ブラジル、南アフリカ、トルコ、インド、インドネシア)を総称したものです。
当時と比べれば、これらの5か国は双子の赤字の状況も改善しているため、当時ほどのリスクはないとする向きもありますが、逆にそうしたリスクが軽減したるということで、海外資本がかなり流入している側面もあります。
このため、やはり逆回転の動きが急激に起これば、新興国への打撃は避けられないと思います。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27065700Y8A210C1SHA000/
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