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時間の質を高める: 「人生エクセル」と日々の濃淡に着目した振り返り術

あっという間に2023年も年末を迎えました。これまでの1年間を振り返ったり、2024年にどのようなことをするかを考えたりしてる人も多いのでhないでしょうか。

メディアでも「2023年◯◯10大項目」といった今年を振り返った記事も多く見られるようになりました。

ちょうど私にも年末のタイミングで、この1年を振り返ることを目的にした1泊2日の "人の心と身体をサウナで解き放ち、その人の明日からの「半歩」を創り出すプロジェクト" totot主催のtotot campに参加する機会がありました。

totot camp 2023

その中で、とても印象深い振り返りと未来を考える機会を得ることが出来たので、皆様の振り返りのヒントになればと思い、記事に書かせていただくことにしました。

「人生エクセル」で過去と未来の振り返り

今回、totot campで振り返りのワークに参加したのですが、その方法がとてもユニークでした。通常は2023年がどのような1年だったかを月ごとや、四半期ごとに振り返っていく流れが自然です。
しかし、今回は自分の人生を100年と考え、これまでに流れた時間、そしてこれからの時間を可視化し、これからの未来の時間も考えたのです。

具体的には「人生エクセル」というエクセルシートを利用します。エクセルの縦軸が1月1日から12月31日まで1日1コマ、そして横軸が0歳から100歳までの100列で構成されています。生まれた日から100歳の歳までが365日×100年=36,500マスで用意されたシートです。

このエクセルシートに下記の手順でワークします。

1. 今まで生きてきた期間(過去〜現在)をグレーにする。
2. これからの人生(現在〜未来)で”肉体”も”精神”も「今の状態で生きていける」と感じる期間を白に残してみてください。
3. 白にした先の人生は、自分にとってどのようなものとなっていくのか、イメージを色にして自由につけてみてください。
4. 色をベースに、自分の未来(その期間にどのような人生のイメージを持っているのか?)を対話する準備をしてみてください。

totot 廣居 朋也さんのワークショップより

このワークを通じて、自分の人生が可視化されていきます。私の場合は下記のようになりました。

人生エクセル 藤田祐司ver

100歳まで生きることを前提にしても、これまでに既に半分くらいの時間が流れていることが分かります。

私の場合、「今の状態で生きていける」期間はこれから10年と考えました。来年46歳なので、56歳くらいまでかなと。
そしてそこからはざっくりですが、10年ごとに自分の人生のステージやチャレンジが変わるのではないかと考えたのです。

そしてそれぞれのステージごとに、下記のことを考えていきました。

・成し遂げたいこと
・得たいこと
・失うこと
・手放したいこと
・手放さねばならないこと

totot 廣居 朋也さんのワークショップより

そうすることで、残っている時間の中で、あとどれくらい大きなチャレンジが出来そうか、次の世代への継承・サポートのタイミング、自分が固執してしまっていること、そして、自分が人生において得たいことなどが少しずつ見えてきました。

これまであまり意識してこなかった「自分の人生の残り時間」を「これまで過ごしてきた時間」と比較することで、有限なリソースをどのように使うべきか、そしてどのようにフェーズ分けすべきかに意識を向けることで、自分の人生の解像度が上がっていくのです。

そして、未来は過去の行動の積み重ねの上に成り立っていることを認識することで、日々の意識や行動にも変化が生まれるのではないかと考えています。

日常にある1日の濃淡

そしてもう一つ大事なことをtotot campで学びました。
1日は誰にとっても平等に24時間あるわけですが、その濃度は過ごし方によって全く異なるということです。

例えば、週末自分の家にいて、特に何もせずヌルッと2日間過ごすのと、totot campに参加し様々な人々と交流し、自分の1年を振り返り、そして未来を志向する2日間では(私が考える)濃さは全く異なります。もちろん、何もしないことが悪いわけではありません。ただ、自分が持っている時間をどのように使うかによって、その時間の濃さは変わっていきます。

例えば、1ヶ月のうち「濃かった」と思える日が1日なのか4日なのか10日なのかによって、長期的に見るとかなりの濃度の差が生まれます。

例えば10年スパンで見たときに

1ヶ月で1日濃い日がある場合: 1日×12ヶ月×10年=120日
1ヶ月で4日濃い日がある場合: 4日×12ヶ月×10年=480日
1ヶ月で10日濃い日がある場合: 10日×12ヶ月×10年=1,200日

という大きな差が生まれるのです。私の中でこの過ごす時間の「濃淡」こそが過ごす時間の充実度だと考えています。時間は濃いだけではなく淡い時間があるからこそ、濃い時間との差を感じることが出来、時間の過ごし方について意識を向けることが出来るのです。

1日の過ごし方の濃度を意識すること、そのことで人生の濃さが決まる。

そのことを心に留め、日々過ごしてみると少しずつ変化が生まれていくことを感じてもらえると思います。

濃淡日記

1日の濃淡を意識してみようと書きましたが、忙しい毎日の中で意識を向け続けることは簡単なことではありません。

意識を向けることをどうすれば良いか考えてみました。

そこで思いついたのは、毎日の過ごした時間の濃さを色にして、毎日日記的に記録していくという方法です。

過ごした時間の濃さを5段階にし、5色を決め、人生エクセルと同じフォーマットの1日1マスを5色のいづれかの色で毎日塗っていきます。

基本、色付けをするだけなので継続する難易度はグッと下がります。
(もし余裕があれば、エクセルのマスにコメントを入れ、何があったかを簡単にメモを入れておくと後で振り返りやすくなります。)

振り返りの環境づくりは丁寧に

今回のtotot campでの振り返りは、まず自分自身で内省し、その後、5人くらいのグループを作ってお互いで語り合う流れになっていました。人に話すことで内省がさらに深まっていくのです。

そして、tototでは、サウナに入り、心と体を解放することで、心のハードルをグッと下げることができます。

そのことで、参加者との語らいの時に、力まずに、安心して自己開示をすることができました。

もちろん一人で振り返りをすることの方が多いでしょうが、一人でやるにせよ、何人かで実施するにせよ、環境をしっかりと丁寧に整えてから内省することで、振り返りや未来を考える質が良いものになります。

まとめ

年末年始に振り返りをする人は多いと思います。振り返ること、そして未来を考える時間を持つことは大切です。
そしてその方法は様々です。今回は、「人生エクセル」を活用した100年分の人生設計と、振り返りの濃度についてシェアさせていただきました。もしよろしければ、是非やってみてください。

そして、皆さまの振り返りと未来を考える方法も是非シェアしていただけると嬉しいです。



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