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幸せになるための4つの要素が揃うのはいつか?

幸せとはどういう状態を指すのでしょうか。

下記の日経の記事では、60代の生活満足度について議論されたアメリカGallup社の「Well-being」のレポートと照らし合わせると、
・健康状態の満足度
・仕事・やりがいの満足度
・人間関係の満足度
・資産水準の満足度
の4つが、そのレポートで言われている構成要素に当てはまると考えられるらしいです。

そしてその中でも、資産水準の満足度が最も幸せに影響を与えるようなのです。

1)幸せになるための4つの要素

僕は、人が幸せになるためには、次の4つの要素が満たされる必要があると考えています。 

では、人はこの4つの要素がいつ満たされるのでしょうか。人生を時系列に沿って見ていきましょう。

2)要素が満たされるタイミング

1.学生時代

まずは学生時代を思い出してください。
あのころは時間もあったし、友達もまわりにたくさんいましたが、お金がなかったのではないでしょうか。

2.社会人前半

その後、会社員になると、ある程度お金がもらえるようになりますが、朝から晩まで仕事をしなければいけないため、時間がなくなってきます。

土日しか予定を入れることができず、学生時代までは気が向いたときに会っていた友達たちとも、半月に1回、1年に1回くらいの頻度でしか会わなくなってくるものです。

3.社会人後半

それでも30代くらいまでは仕事帰りに友達と飲みに行く機会も多いかもしれませんが、だんだんと自分やまわりの友人が結婚し、子どもが産まれたりすることで、さらに会う頻度が減っていきます。

仕事ではじょじょに部下ができたり、責任も重くなっていったりすることで、さらに人生の時間における仕事のウェイトも高くなってくることでしょう。

4.定年後

そんな生活を何十年か続けたのちに定年を迎えるわけですが、定年後には時間やお金に余裕があるものの、健康に陰りが見えてきます。

昔のように遠出して夜通し盛り上がるといったこともできなくなってきますし、それに付き合ってくれる友達も少なくなってきます。

このように、実は一般的な人生では、どの時間を切り取っても、4つの要素が満たされるタイミングがないのです。

3)すべての要素を同時に満たすために

ですが、FIREして会社員を辞めた今、ふと自分自身を見つめ直すと、まさにこの4つが同時に満たされているのです。

僕だけではありません。まわりにいるFIREした方々は、皆4つが同時に満たされているのではないかと感じます。

そのために、僕たちはどういうプロセスをたどってきたのでしょうか。

実は、そこまで特別なことをしてきているわけではありません。
僕たちは皆、若いうちから次に挙げるような努力をコツコツと積み上げてきた結果、自分の力で稼ぎ、そのお金を計画的に資産運用に回すことができるようになりました。そして、健康なうちに自由な時間を手に入れることができたのです。

・収入を増やす
・支出を減らす
・お金を運用する
・それと並行して、自分はどのような価値を生み出せるかを考える

これは「たまたま副業が当たって会社を辞めた人」の話ではありません。みな自分が好きで得意なことで収益を得ることを突き詰めていった結果、今に至っています。
 
そうした好きで得意なことを見つけるためにいつから動き出すか、またそのことにどれだけそれに夢中になれるかで、人生において4つの要素を揃えることができるのかどうかが変わってくるのです。

興味深いのが、結局こうしてお金を増やして自由になることを追求してきた結果、その他の自由も一緒に得られたこと。

まさに、冒頭にあったように、資産水準の満足度が人生のすべてに大きな影響を与えると言っても過言ではないでしょう。

そして資産構築は手を付けるのが早ければ早い方がいいですから、ぜひ今からきちんとスタートしてください!

4)参考

FIREやお金に関する書籍を書いています。Kindle Unlimitedで無料で読めるので、ご興味があればぜひお手に取ってみてください!


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寺澤伸洋@FIREしたビジネス書作家
最後まで読んでくださって、ありがとうございました! これからも楽しみながら書き続けていきます!