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Live Action Role Play=LARPという活動があります。テーブルトークRPGの、即興演劇版というような、規模の大きなものです。

本格的なものとしては、下記のように、ポーランドの古城を舞台とした宿泊型のイベントがあります。

先の、Neuro Diversityの記事で、自閉スペクトラム症の人たちとのコミュニケーションにテーブルトークRPGの活用について書きましたが、さらに一歩進めて、こうしたLARPの活用についても、その教授との話で大きな可能性を感じました。

高解像度の認知能力を持つ人達と共に、徹底して本格的なものを共に作り上げるという営みが、Neuro Diversityの実現に向けた一歩になるのではないか、と思うのです。提供するのではなく、ともに作り上げること。

これは、すべての子どもたち、大人たちにも言えることだと思うのです。あらかじめ用意されたものが届けられるのではなく、試行錯誤しながら自分たちでつくりあげること。未来は改変可能であり、自分たちの行動によって、いくらでも変えていくことができるものであるという手応えを得られること。それを体験として実感できる「あそび(=失敗しても致命的なダメージを負わない営み)」を繰り返すこと。それを、どれだけ真面目に本気でやれるか。そこを考えていきたいと思いました。

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