悪い姿勢をしてください ~ 一言切り抜きfrom日経#196
普通、健康関連の記事というと、ふんわり目の言葉が多いのに、なかなかパンクな言葉が載っていた。
先週の日経朝刊、「元気の処方箋」のコーナーより、一言切り抜き。
普通と逆を言われると、おっ、となる。例に漏れず、おっ、となった。全文のリンクを貼り付けたいが、見つけられず。日経電子版にまだアップされてないかもしれない。全文は添付できないが、こちらの記事。
背筋がピーンの伸びているのが良い姿勢。というのが通説だが、元気でいる為には悪いとされるような楽な姿勢も必要ということ。
「肩こりや腰痛を訴える患者さんの中で非常に姿勢のいい人がいる」「良い姿勢でいると疲れる」「逆に悪い姿勢は筋肉を緩められる」という文が垣間見えるだろう。
同じ日経でも、普通は背筋を伸ばすのが良いという記事が多い。例えば、
その中でのこの記事だから、痛快であるというか、面白い。
僕も実際、姿勢がいいかというと、良くはない。なぜなら、アイデアを考えるのに、いつもピン!とした姿勢で考えても、いいアイデアが出てこないと思うからだ。
いろんな人が考えているシーンを思い浮かべてみて欲しい。
事務作業はともかく、ピーンとした姿勢で、前例のない新しいことを考えられるだろうか、、僕はできない。
学校教育でも、新しい発想ができる子供を育てたいなら、ピシッとダラ〜、の両方の姿勢を教える、というか、受容すべきだろう。
そして、これは、世の中のことは、全て、簡単に、良し悪しが測れないという事例の1つで、そこがまたいい。
負けるが勝ち。損して得取る。カッコつけない方がかっこいい。etc.
通説と逆の、マイナスがプラスを生む世の中の深さ。味わい。
そこを色々と知ってみたいものだ。
言ってみればそれは東洋のコンセプト「陽と陰」についてであり、ちょうど僕も勉強中。昨日読んで面白かったから皆さんにおススメ。僕は次、陰の方を読みます。
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