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家族3人で5週間の【子連れ海外ワーケーション】をやってみます〜2歳5ヶ月の息子との夏休み〜

『いつか海外で暮らしたい』

テレビや雑誌などで自分の日常とは違う海外の生活を見て、そんな想いを抱く人は少なくないのではないかと思う。

そして、私もその1人だった。

独身時代は、3日以上の連休があれば、体力と予算が持つ限り海外旅行に飛び出していた。

しかし、30歳をすぎて、子供ができた今、海外どころか、ひと駅先のスーパーまで買い出しに行くことすら難しくなった。

今回はそんな『海外暮らし』へのあこがれがある30代の夫婦が、子供との時間も大切に、親の憧れ(夢)も満たすために、家族3人で、1ヶ月半の子連れ海外ワーケションをやってみるという話だ。

滞在期間はまだ始まったばかりだけど、『いつか海外で暮らしたい』と願う、子育て世代の参考になればと思い、2歳児の息子に振り回されながらも、異国の地で、気力と時間がある限り「子連れ海外ワーケーション」からの気づきをnoteでも残していきたい。


どこでも働ける時代だが、子育て世代にとっては難しい

自分でベビーカーを押すと言って聞かない息子。徒歩5分の距離に30分かかる。

コロナの影響で多くの会社でリモートワーク制度が浸透してきている。どこにいても働ける時代になった。

「私が働く場所は、自宅じゃなくてもいい」そう思っていても、子育て世代のパパママは、なかなか「自宅」や「近所のワークプレイス」を飛び出せないのではないかと思う。

「時間と場所にとらわれない働き方が広がってきている」と言われるが、たとえ両親がリモートワーカーでも、かんたんに働く場所を変えられない理由はたくさんある。

例えば

  • 保育園がないための仕事の心配
    子供を日中預けられないと仕事ができない

  • 日常生活への心配
    子連れで行って日々の日常が回るのかわからない

  • やたことがない、未知への不安
    言語の壁や予算、医療制度など。何が分からないかすら、分からない。

『やってみたいっ!』

そう思っていても、子供がいると段取りしなく行けないことが多すぎる。また、自身が出来ても、パートナー仕事の都合との調整も必要になる。

そんなことが頭をよぎるうちに「時間と場所にとらわれず働ける時代」と言われようが、今の自分には難しい...と一度膨らんだ夢は、ものすごい勢いで萎んでいく。

『いつか海外で暮らしたい』、その夢の実現は、10年後から?

『いつか海外で暮らしたい』
子供の都合を考えて、自分の夢や憧れにフタをする。そして、子供が大きくなってからのタイミングを待とうと思う。

しかし、それは一体いつなのか?
5年後や10年後なのか?それとも成人になってからなのか?
それだけの時間が経つと、親である自分たちは50代や60代になってしまう。

もちろん、その時を、ゆっくりと待つのも素敵な人生だ。

しかし人生いつ終わるかわからない。

だからこそ、私自身は、夢があればできるだけ早く行動に移したほうがいい、小さくてもいいから、思いつく行動をしたほうがいいと考えている。

その思いが夫婦でも一致し、わたしたち家族は、そう考えて今年の夏に小さくアクションできたらいいね、そんな会話を半年ほど前から、夕食の時間などに、していたのだ。

「やったことない」不安が大きかった、だから小さく小さくやってみた

『いつか海外で暮らしたい』という憧れを行動に移すに当たり、一番大きな懸念は、『やったことがない』ということだった。やったことがないから保育園がある日本がいいと思うし、やったことがないから、家庭が回るか不安になる。

だからこそ今年の夏に、小さくやってみることにした。
それがわたしたちにとっては『1ヶ月半の海外子連れワーケション』だった。

1ヶ月半は短いと感じるか、長いと感じるかは人によって違うかもしれない。私たちの場合はお盆休みも含んで、この期間に決定した。

一年12ヶ月間あるうちその10%の時間も海外暮らしができるなら、今の私たちにとっては万々歳だった。

「子連れ海外ワーケーション」を初めて一週間の心境

そして今、私がこのnoteを書いている時点で、私たちは海外暮らし1週間目となる。細かな気づきなどはたくさんある。

しかし、1週間の現地でのワーケーションを通じて分かったことは、海外にいても私たちの日々の暮らしは日本とあまり変わらないということだ。

平日は、仕事と保育園の往復の時間で埋まっていく、休日は公園とスーパーでに買い出しで終わる。

この「子育て世代の日常」が、今のわたしたちのライフスタイルであり、国が変わっても、大きく変わることはなかった。

しかし、日本で過ごす「子育て世代の日常」と、シドニーで過ごしている「子育て世代の日常」では、入ってくる言葉や刺激が全く違う

町を歩くだけで、異文化の価値観や、エネルギーがどんどん目や耳に飛び込んでくる。英語を使わないと生活できないので、暮らしているだけで英語力が親も子も身につけられる。

そして「やったことがない不安」は、1週間やってみて、何とかなっていることから、「”海外暮らし”、やろうと思えばなんとかできている」という自信に変わっていった。

「いつか海外で暮らしたい」夢を、小さく実現

『いつか海外で暮らしたい』という思いがある子育て世代のわたしたちは、今回、その思いを叶えようと小さくも行動できて本当に良かったと思う。

どこにいても働ける時代になった
だからこそ、住みたい町や国を選べるようになった。

この環境があるのは、私が所属しているMIRAISEチームの理解と応援があるからこそでもある。改めてこの環境を応援してくれた全ての人に感謝して一度だけの人生、自分たちのやってみたいを小さくも確実に叶えていきたい。

だって、人生いつ終わるかわからない。

現在、日本企業が「働きがい」や、「企業へのエンゲージメント向上」のために取り組む施策として最も多いのが「場所・時間にとらわれない柔軟な働き方の推進」で全体の43.4%だったらしい(経団連調べ)。

まだまだ、自分の会社では難しそう。夫の会社では難しそうと思っていても、いつかは「場所・時間にとらわれない柔軟な働き方」が、自身の手におりてくるかもしれない。

そうなったときに、「難しそうだという先入観」や「やったことない不安」にとらわれず、もっと自由に子育てしたり働ける人が増えてほしい。そんなことを願いながら、現地での滞在期間をゆっくり味わっていきたいと思う。


子連れ海外ワーケーションの記録は、Instagramに載せています。

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