寄稿させて頂いております。とりあえず細かなシナリオ想定に関してはこれまでのいくつかの寄稿などをご参考頂くとして、今回はシンプルに購買力平価(PPP)や実質実効為替レート(REER)に照らすとどのような現状なのか?を簡単に整理いたしました。

結論だけ申し上げれば「95~110円」というのはPPPに照らしてそれほど不自然な水準ではなく、それゆえにドル/円の水準感を検討する上で「95円以下は過小評価、110円以上は過大評価」というラフな視点を持って考えるようにしております。

その他、REERに照らした円の割安感は米財務省も指摘するところであり、今後、折に触れて話題となってくる可能性があるので要注意です。とりあえずは4月と10月の日米経済対話/為替政策報告書公表の際にはこの論点にスポットライトが当たりそうです。

皆様の為替の現状把握にお役立て頂けましたら幸いです

http://toyokeizai.net/articles/-/209379

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