友達ゼロから現地ママ友はできるか?〜子連れ海外ワーケーション滞在記〜
こんにちは、ミノ(@mino3megu3)です。VCPRとして働きながら、スタートアップ企業を経営する夫と、いつかは世界を旅するように暮らしたいという夢があります。
今回は、そんな私たちが「子連れ海外ワーケーション」に初挑戦した体験談をお伝えするnoteシリーズです。今回は、現地での接点の作り方についての体験談をお伝えしていきます。
海外で友達って、どうやって作るんだろう?
私たち夫婦は、シドニーに友人知人はいませんでした。シドニーに到着してから3週間、対面で会話している相手は家族のみ。
仕事も育児も含め、現地での生活が回るようになった安心感もあり、夫婦ともに「せっかくシドニーにいるんだし、現地の人とも交流してみたいな」との考えが出てきました。
『シドニーでどうやって、知り合い作れるかな?』
『英語で会話できる機会ってあるかな?』
仕事と育児に追われる日々でも、自分たちの日常の中で、現地の方と話すきっかけを探し始めました。
一日1回は、現地の人と会話する
色々アイディアを出し合った結果、夫と私はそれぞれが現地で会話できる機会を見つけました。
夫は、一日何度か立ち寄るカフェの店員さんと。
とてもフレンドリーな40代の中華系のオーナー女性が『今日は、いい天気だね』『日本から来たの?私にも日本人の中のいい友達がいるんだよ』と話しかけてくれるのです。
相手から会話のキャッチボールを初めてくれるのはありがたい!と。夫はこのカフェで、会話のキャッチボールの量を増やし、英語のトレーニング機会にしようと思ったようです。
一方の私は、毎日通う公園で一緒になったパパママには自分から話しかけることに決めました。
子供を見守りながら「うちの子は、2歳ですが、あなたの子は何歳ですか?」と定型文を英語で用意して、いざ、『公園パパママ』に声かけを開始。
最初の頃は、勇気がなくて話せない時もありましたが、時間を持て余してそうなシドニーのパパママを見つけると笑顔で声をかけていきました。
振り返ってみると3週間で合計11人ぐらいには自分から声をかけられたと思います。あるときは、インド系のお母さんに。あるときは顔や首がタトゥーだらけのお母さんやお父さんに。
シドニーの公園には、2~3歳の娘息子がいるママが色々なところから集まります。どのパパママとも一期一会で、毎回10~20分ほどしか一緒にいる時間はありませんでしたが、笑顔で会話をしてくれる人が多くとても救われました。
ついに、友だちができる!
そして、ついにある日、公園で立ち話をしていたシドニーママから『ミノ、あなたの連絡先を教えて。また遊びましょう』と連絡先の交換をすることに!
彼女の名前は、ナターシャ。
シドニーのビーチタウンに住むママです(7歳、3歳、0歳)
同時に、学生時代から社会人数年目までを日本で過ごした弁護士さんでもありました。今は3人の子育てに専念している時期ということで、子育ても忙しく、また、コロナ禍でなかなか日本にいけなくなってしまったことを残念がっていました。
そして、日本語を使う機会がないので、自分の日本語力が落ちていくことを憂いていました。
『前までは日本語で仕事していたのに!』
『ホタ”テ”が美味しいを、ホタ”ル”と間違えちゃったの〜(笑)』
などなど。
子供を一緒に遊ばせながら、身の上話のおしゃべりだけでなく、彼女がオススメする子育て情報をたくさん教えてもらいました。
たとえば、現地図書館の読み聞かせの日、子連れで行けるファーマーズマーケット、キッズスタジオの情報、リーズナブルで身体にも優しいお菓子やドリンクの種類など!
同じ年齢の子供を持つ母として、とてもワクワクするそして嬉しい情報ばかりでした。
外国での孤独を経て、学ぶこと。
5週間の海外ワーケーション。仕事はオンラインで完結するがゆえに、現地で会話ができなくても生きていくことができます。
しかし、それだけではさみしい。オーストラリアは自分たちが魅力に感じてやって来た国。せっかく現地にいるのであれば、その国を愛し、その国を形づくっている人々とも話せると、もっと豊かに過ごせると思うのです。
公園のパパママへの声掛けは、99%がただの立ち話でした。会話も盛り上がったわけでは有りませでした。
無視されてもいいから『毎日、ひとりには.…』と声かけを続けていたからこそ、たった一人ですが仲良くしてくれるママ友に出会うことができました。
一方で、自国の状況に目を向けてみると、東京は外国人が住みやすい都市、バレンシアがトップ-東京は下から9番目といいます。(Bloomberg調べ)また、現在、日本にいる多くの外国人が孤独を感じているといいます。
会話がないのは、会話の必要ないからではなく、(日本語で)どうしたらいいか分からないから。
わたし自身が、限られた英語を話せる者として、不器用でもいいから、日本のことや、子育て情報などを自ら伝えていきたいと思いました。
シドニーで笑顔で話しかけてくれた人たちを見習い、私自身から友達を増やしていくためのきっかけを作っていきたい。
日本だろうが、海外だろうが、パパ・ママは育児の葛藤を共有する仲間です。
共に葛藤も喜びも分かち合い、今だけの時間を楽しんでいきたい、そんな風に思いました。
Instagramでも滞在中の記録を残しています。
https://www.instagram.com/mino3megu3/
また、子連れ海外ワーケーションのノウハウをまとめた書籍の刊行を予定しています。情報をご希望の方は、こちらからアドレス登録をお願いします。
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