デフレ脱却宣言に近づいたとは言えない

個人消費を中心に、想定よりもかなり強めな印象です。

個人消費は10-12月期に寒波や野菜高騰の影響等でマイナスになった反動もありプラスに転じるとは思いましたが、想定以上に伸びましたね。

無理やり理由をつけるとすれば、雇用者報酬がかなり伸びてますので、可処分所得の増加が少し消費に染み出たのかもしれません。ただ、7-9月期は西日本豪雨の影響もあり、天候要因で食料品価格も上がりそうですので、警戒が必要ですね。

また、デフレ脱却という意味では、原油価格の上昇などにより、デフレ脱却判断指標となるGDPデフレーターが2期連続で前期比マイナスですから、デフレ脱却に近づいているとは評価できないでしょう。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL10HDC_Q8A810C1000000/

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