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新しいIoTが拓く素敵な未来の生活

今日から仕事初め、でしたが初日からなかなか濃い1日でした。きっと2020年は想定以上に濃い1年になる予感しかしません。

昨年は今頃CESに参加するためラスベガスに向かっていましたが、今年は2月頭に色々盛りだくさんの出張があるので、参加をやめました。周りに参加している方も多く、皆さんの数々のレポートや記事を見ているとワクワクしますね。

数年前からIoT(Internet of Things, モノのインターネット)がメインテーマとして扱われて来ていますが、今年はいよいよ5Gも本格化。CTA市場調査部門のシニアディレクター、スティーブ・コーニング氏が、「IoTは『モノのインターネット化』から『モノの知性化(Intelligence of Things)』へ進化する」と語ったそうですが、この新しい概念のIoTがさらに人々の生活を変えていきそうです。

ちなみに、昨年CESに参加した時に一番自分の生活に置ける”未来”を感じたのがこのCareOS社が発表したスマートミラーです。そう、ミラー。そしてこのミラーが凄いんです。

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スマホと同じくらい鏡って毎日見ますよね。この”接点作り”がこれからますます重要になってくると思うんですが、このCareOSのスマートミラーはプラットフォームとして機能していて、ここに50以上のサービスが乗ってきて、もう一つの”Screen"として人々の生活に入ってくる・・・というのが用意に想像できます。

スマートミラーを通しての肌分析やARによるバーチャルメイクや、ヘアメイクのチュートリアルなどは容易に想像できると思いますが、顔色を分析してそのまま主治医に電話をかけてそのまま診断できたりする事もできるそう。主治医だけではなく、フィットネスコーチや栄養士などと繋がるサービスも連携可能。スマホだと自分で写さないといけませんが、ミラーのすごい(というか当たり前のところ)が写すところ。しかも遍く。

さらに凄いのが所在できる場所が自宅のバスルームだけではないんですよね。思い出してください、鏡ってあちこちにありますよね。例えばホテルのバスルーム。コンシェルジュと話したり、身支度をしながら天気や観光の情報を知る事もできます。

単なる”モノ”から、その”モノ”に何を掛け合わせるかで知性を持ち、新しい生活の未来を生み出す事ができる。なんともワクワクします。

今年もCareOSはCESに出展、かつ今年もAwardを受賞とのこと。今年もCESにはその手で未来を創ろうとする起業家、そして次の社会の当たり前を創っていく企業たちがたくさん集まっているのだと思います。書いているとやっぱり見ておきたかったな、と思いつつ同じ”未来”を日本でどう創っていくかの仕掛けを作るのも悪くありません。

2020年、いよいよオリンピックもあります。世界が日本に注目する1年でもあります。もともとIoTは日本が得意な分野で、組み合わせて新しいものを生み出すのも日本のまた別の得意分野でもあります。この新しい概念のIoTが日本でどう華開くのかを楽しみにすると共に、それをどう仕掛けて支援していけるのかを考えるのもとても楽しみです。

やっぱり2020年は濃い1年になりそうです。

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