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「すぐやる人」になるための3つのポイント

お疲れ様です、メタバースクリエイターズ若宮です。

今日は「すぐやる人」になるためのポイントについて書きたいと思います。


「すぐやる人」のメリデメ

僕自身は、落ち着きがないというかちょっと多動なところがあるので、どちらかというと「すぐやる人」の方だと思います。

もちろん、時には行き当たりばったりになってしまい後悔することもあるので、しっかり吟味し、準備することは重要だと思います。しかし、「すぐやる人」と「すぐやらない人」のどちらかを選べと言われたら究極的には「すぐやる人」の方がいいのではと思っています。歳を重ねるに従い、たとえ失敗してもそこから学ぶことはある、という実感が増しているので、そうだとするとどちらであれ経験をたくさん積めた方がいいと思うからです。

で、「すぐやる人」には共通点として、以下の3つのポイントがあると考えています。

①実験だと思う

まず一つ目は、「実験だと思う」という点です。マインドセットの問題ですが、これがおそらく一番大事なポイントではという気がします。

僕自身はずっと新規事業の立ち上げをしてきたわけですが、新しい事を試すとき、未経験のことには誰もが恐れを感じますよね。しかしそれを乗り越えて新たなことに挑戦できる人のマインドには、何か「実験精神」のようなものを感じます。未経験だからこそ、どうなるか全く予想がつかない。だからこそやってみる価値があるわけです。

「やったことないことは実験だと思う」というマインドセットでいると、新しいチャレンジがあまり怖くなくなります。なぜならどんな結果が出るにせよ、前には進むからです。

もし仮説どおりの結果がでれば仮説が証明されますし、あるいは逆にもし違っていたとしても、その仮説が間違っていたというのも新たな発見なわけです。結果が予想通りにならなくても、そこから何か学びを得ることができる。

やったことがないことを「上手くいかないかもしれない」と恐れて避けるのではなく、「どうなるか分からないからこそやってみよう」という「実験精神」でいればやらない理由はなくなります。


②やる前提で準備する

第2のポイントは、第一のポイントにも繋がっている話ですが、「やる前提で準備する」ということです。

「やるかやらないか」を検討するのではなく、まず「やる」と決めてしまう。そして「やる」と決めた上で、そのリスクを熟慮し、具体的な計画を立てる。そうすると「どうしようかなあ」と行ったり来たりする時間を、仮説が外れた場合のコンティンジェンシープランに知恵を絞ることに使えます。

何よりも、「やるやら」を机上であまり長く検討したり議論すると、やらない理由を増えてしまいがちです。これは「すぐやる人」とは正反対に、"なんだかんだ言ってやらない人"を増やしてしまう原因なのです。計画を立てる過程で不確実性やリスクを洗い出していくのはある程度重要ですが、時間をかけるほどにリスクは無限に見つかり、「やらない理由」が優勢になってしまいます。

「見切り発車」という言葉は悪い意味で使われることが多いかもしれませんが、僕は「いい意味での見切り発車」や「いい意味で後手に回る」というのも大事だと思っています。もちろん、なんの準備もせずに行動するのは、信号も確認せずに道路を横切るようなもので、自殺行為です。
しかし、同じ時間をかけるのであれば、まず「やる」ことを前提にし、その後で慎重に「どうすれば上手くいくか」「障害やリスクをどうしたら超えられるか」という風に「より良いやり方」の検討や議論に移ったほうがよいのではないでしょうか。


③余白をもつ

3点目は「余白を持つ」ということです。一見関係ないように思えるかもしれませんが、これも「すぐやる」という上では重要だとおもっています。

「余白」には心の余白と時間の余白という意味がありますが、時間に余白がないとやっぱり「すぐやる」は難しいのですよね。僕も大企業にいた時にはそうでしたが、平日の時間は会議で少しのスキマもなく埋まっている、みたいになっていると新しいことをやる余裕がなくなってしまいます。

なにか面白いイベントや機会があって誘ってみたり、約束をしようした時に、「1ヶ月先までスキマもない」という大人で面白い人ってあんまりいない気もします。Planned Happenstanceという理論がありますが、面白いことって偶然で起こったりつながったりするので、そのチャンスを逃さない余白が重要なのですよね。

(1)人生の成功は予期しない偶然や出会いによって大きく影響される
(2)つまり、その偶然や出会いが起きやすくなるように行動し、そのチャンスを察知することが大事
(3)よって、偶然を運命にかえて成功する人と、偶然がただの偶然で通り過ぎてしまう人の違いは、その人の心構えしだい


逆に時間的にも気持ち的にも余白がない状態でいると、人は徐々に新しいことをしない人になってしまうんじゃないかと思います。新しい挑戦は不確実性が高いですし、困難も多いのでそれを吸収する余白が必要です。新しいことには、予期せぬ事態が起きるリスクがある。余白がない人はそれを避け「やらない人」になってしまう。余白がない人は保守的になる傾向があると思っています。

僕は、週のスケジュールのだいたい15%程度を余白にするように意識しています。そうすると、興味がある展示があったりとかちょっと面白そうな人に誘われた時にぱっと行動できます。

新しいことに出会った時に、「すぐにやろう」と言えるでしょうか?「面白そうだけど、無理だ」とブレーキがかかったなら、もしかすると自分の時間がパツパツになってしまい、余白がなくなっているサインなので、時間の使い方から見直すといいかもしれません。余白があればもっといろんなことを「すぐやる」ようになれるはずです。



というわけで、今日は「すぐやる人」についてのお話でした。

僕はどちらかというとすぐやり過ぎるからもうちょっと待て、みたいなタイプですし、まあ色んなことをやって、その結果として想定通りいかないとか失敗することもあるはあります。

でもその失敗から学んでいけばいいので、「実験精神」をもって「やるを前提に」「余白」をもって色々チャレンジしていくといいのかな、と最近ますます思っています。



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