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「なぜ、年賀状は消えるのに年越しそばは消えないのか」解説してみた!【Z世代マーケティング】

若者研究家である原田さんのあるツイートを拝見しました。

こちらに対する「Z世代に残る文化と残らない文化の違い」を個人的なZ目線で解説していきたいと思います。

年賀状文化について

近年、年賀状は企業でも廃止の動きが強まりつつあり、Z世代ではSNSを活用して送るデジタル年賀状が人気となっています。

『日本郵便によると、2023年用の年賀はがきの当初発行枚数は前年比10%減の約16億枚。04年のピーク時(約44億枚)から6割超減った。』そう。

「年賀状じまい」働く世代の2割弱 企業でも廃止の動き: 日本経済新聞

年賀状はなぜ、オンラインに代替されたのか。

理由は代替する「より良いものがあるかorないか」だと考えています。
ペーパーレス、書く手間の簡略化、プライバシー保護(および情報整理)の観点の観点から、住所を知らなくても簡易的に送ることのできるLINEでの「あけましておめでとう」が主流となっていると考えられます。

自分が代表を務める僕と私と株式会社でも、昨年にSDGsの観点から、ペーパーレスを推奨し年賀状を廃止する発表をしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000071963.html

そして、これらは世代論に括られずに、どの世代でもあり得ることだと思います。事実、70歳を超えた私のおばあちゃんは紙の年賀状を昨年で廃止し、今年からオンラインの年賀状、つまり、LINEに切り替えるそうです。
私たちの世代(Z世代)は文化の定着化がまだ浅いこと、SNSネイティブがあったために年賀状のオンライン化が他の世代よりも早くすすんでいます。

年越しそばはなぜ、消えないのか。

結論、年越し蕎麦を超える年越し○○が存在しないからだと思います。ちなみに、香川県では年越しうどんが主流となっているらしく、年もうどんもかみごたえのある一年を迎えたいという意味が込められているそうです。

SDGsマーケティング

バレンタインのチョコレートや、サンタクロースの赤と白。様々な文化継承の背景には、歴史とビジネスが連動していることも多々あります。
すなわち、持続可能な(文化を形成するための)マーケティング・ブランディングのことを僕はそう呼んでいます。
※Sustainableとは、Sustain(持続する)とable(可能な)をかけ合わせた言葉です。「持続可能な」という意味。SDGsの「S」です。

僕と私とSDGs

僕は紙の年賀状マーケティングにいつか挑戦したいと考えています。(日本郵政さんお仕事お待ちしています!笑)
当たり前を覆し、文化を継承するイノベーションをマーケターとして咲かせることが日本人として生まれた僕の夢の一つです。

僕と私と株式会社でも、ジェンダーフリーのネイルサロン「KANGOL NAIL」や働きがいを高めるための福利厚生。直近では、Z世代の脱炭素行動を促すメディア「CQ」の立ち上げや三菱UFJ銀行との地方創生プロジェクト「推しごとオーディション」をなどを企画し、SDGsを推進しています。

最後に「ベストマーケティング」という考え方

TikTokがZ世代にこれほどまで多く見られている理由も暇つぶしの覇者として存在するエンタメアプリであり、僕と私と株式会社が営業0で続けられているもZ世代向け会社としての地位を獲得しているからだと考えています。

よく、「Z世代マーケティングをいつまでやるの?少人数なのに市場は美味しいの?」と聞かれるのでお答えします。Z世代市場は確実に成長します。
いまのZ世代の多くが学生(高校生・大学生)を占め、彼らがこの先、社会に出ることでより多くの消費を伴う世代だからです。そのため、この先50年は安心だろうとおもわれる数少ない希望市場となります。

また、僕はそのZ世代の1人であり、Z世代から日本を世界を変えたいと考える起業家でもあります。だから、僕はZ世代市場を専門とし、同世代マーケティングを死ぬまでやり続けます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

KENT/Z世代の企画屋
※このnoteは個人の見解です。

https://boku-to-watashi-and.com/ceo/

今瀧健登/ Imataki Kent
僕と私と株式会社 代表取締役 
ESGに特化したベンチャー投資「ICJ2号ファンド」顧問
日経COMEMO キーオピニオンリーダー

Z世代向けのマーケティング・企画UXを専門とする「僕と私と株式会社」代表。遊休不動産のESG経営プロジェクト「Section L Pop-up」や、カーボンニュートラル社会の実現に向けたプロジェクト「CQ」、北海道ニセコ倶知安観光協会などの企画・プロモーションに携わる。自治体・行政と協業してさまざまなESG/SDGsプロジェクトを推進するZ世代の企画屋。

日経COMEMOでZ目線でnoteを綴り、日経クロストレンドでは、
「Z世代マーケティング」の連載をもつZ世代の専門家。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 いただいたサポートは本を買って読みたいと思います。