SELECT VINTAGE 最愛
年始、友人が独立した。
さっそく「彼女らしい」企画を実施していた。
このnoteを書いているのは3/21深夜なのだが、開催日は、あと2日しかない(3/22,23)ので、ぜひ都合をつけて足を運んで欲しい。
彼女は、いま「ビジネススタイリスト」と名乗っているそうだ。
彼女といつ出会ったかも忘れたが(笑)、SNSでのつながりから、なんとなく、「何に向きあっているか」とか、何を思考・嗜好・志向・指向してるか、は、見ていた。
独立し、初の企画となる本展。
コンセプト・場所選びから、設営・運営まで、トータルで手掛けているとのこと。彼女らしい。
僕は、元飲料メーカー勤務者としてぐっと来た、こちらをお迎えすることにした。(ちなみに4個あり、そのうちの2個を手にしたので、あと2つ残っていると思われる。)
僕は小宮さんの祖父母とのご縁が、まったく無いが、小宮さんとのご縁から、モノを紡ぐ形となった。きっと同じマグカップを街場のフリーマケットで見ても、手にして帰らなかったかっただろう。
彼女との対話や空間こそが、僕の行動を促していた。
夜は「スナックタイム」をやっているそうなので、明日〜ぜひお仕事終わりにフラっとでも。
たまたま、なのだが、同時期に友人らが新感覚の「フリマ」を開催していた。こちらは、3/21で終了してしまったのだが、フリマの新価値創出に成功している事例だと思いました。
出品していたクリエイター・ブランドのラインナップのSNSフォロワー数を足し上げるとすごいことになる。しかし、ここでは、フォロワー数は「コア」ではない。思想・理念からのアクションの方に重きが置かれている。
デジタル偏重の時代、「フリマ」というと、アプリ=メルカリを想起するかもしれない。創業してもう10年経つそうだ。「情報」や「金融」をなめらかにすることに成功している。
リアルな店舗でも、ブックオフ・ゲオ・セカンドストリート、コメ兵、パスザバトン、RAGTAGなどのセカンドユース企業の取り組みは、この数年注目を浴びている。
ちなみに全国各地のパルコでも屋上や催事場を使って個人出店のフリマがかねてより人気の企画である。小売の歴史的にみると「ボックスショップ」や「1坪ショップ」という表現にピンとくる世代もいるかもしれない。
チャネルによっては、人々の「購買」の体験は、フリクションレスな、利便性追求ばかりが話題となっているが、「視点をちょっとずらすだけで、価値が生まれてくること」に気がつけるか?が、マーケター・クリエイターの腕の見せどころなのかもしれない。