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テレワークと閉じこもり生活のストレスと宇宙飛行士

こんにちは。新城です。

移動を控え、オンラインミーティングが増え、自宅に閉じこもる生活が続いている方も多いかと思います。家庭内で過ごす時間が増えることで、様々な課題が浮き彫りになってきている、という話も耳にします。今日は、そこに目を向けてみます。

テレワークの実態?

2020年3月23日付のパーソル総合研究所発表の資料では、けっこう驚きの数字がありました。

・正社員におけるテレワーク(在宅勤務)の実施率は13.2%、そのうち現在の会社で初めてテレワークを実施した人は半数近い47.8%
・テレワークが命じられている人は3.2%、テレワークが推奨されている人は18.9%と、命令・推奨の合計は22.1%となった。一方で、会社から特に案内がない人は71.5%

自分の周りでは、ほとんどが自宅業務だったので、この7割以上の方が平常運行ということに驚きました。改めて、自分の身の回りの状況を一般化してはいけないのだと痛切に感じました。とはいえ、さすがに、この週末から来週以降、首都圏を中心に、状況は変わっていくのだと思います。

閉じこもり生活のプロフェッショナルたち

閉じこもり生活をしたことのない人たちが、急に在宅時間がのびることで、様々な課題がでてきそうです。夫婦間、家族間の問題も明るみに出てくることでしょう。個人の心にも大きな変化が生まれることでしょう。

そんな状況に向けて、興味深い記事がありました。国際宇宙ステーション(ISS)で1年間過ごした元宇宙飛行士2名、原子力潜水艦の元艦長、海洋冒険家、宇宙生物学者で1年間ドーム内生活経験者らによる、閉じこもり生活についてのアドバイスです。

1:日課をもつ
2:使命を見つける
3:新しいことを始める
4:やる気が失せるのは当たり前
5:人とのやりとりを欠かさない

など、それぞれの体験に裏づけられたものでした。
僕もライター時代には平気で一週間以上閉じこもって仕事していました。ずるずるとどこまでも自堕落になることも経験しています。

こどものストレスケア

閉じこもり生活は、個人の心にも大きな負荷を与えています。日本児童青年精神科・診療所連絡協議会が「新型コロナウイルスに対する学校でのメンタルヘルス支援パッケージ」を公開しています。

社会について考えつつ、自分と家族の心も含めた足下の関係性にもきちんと目を向けていきたいですね。

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