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AI時代で生き残るには?人にしかできないことを考える

株式会社Another works代表 / 日経COMEMO KOLの大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しています。

AIに代わられるもの、人にしかできないこと

近年、AI技術の飛躍的な進歩は、社会の様々な側面に大きな影響を与え続けています。ゴールドマンサックスのレポートでは、仕事の2/3がAIによる自動化の波にさらされ、1/4が生成AIによって置き換えられる可能性があると予測されています。これは約3億人の雇用喪失を意味し、仕事がなくなる不安から「人は必要なくなるのか」という不安が募る人が多いことでしょう。

では、本当に仕事はすべてAIに代替され、人は必要なくなっていくのでしょうか。そこで、ChatGPTに「人にしかできないこと」を聞いてみました。

ChatGPTより引用

ChatGPTは、人にしかできないこととして「創造性とイノベーション」「感情の理解と対人関係」など5つの要素を挙げています。懸念のとおり、仕事の変化やAIに取って代わられる部分はあれど、ChatGPTも「人間とAIが協力して働く未来において、人間の役割が重要」であると回答しているのです。

AIやテクノロジーとの賢い付き合い方

「AIによって、人にしかできない仕事へ凝縮されていく」そんな変化の最中にいる我々は、どのようにAIやテクノロジーと向き合い、人にしかできない仕事を選んでいけばいいのでしょうか。

私は、最も重要なことの1つは「常に最新のテクノロジーに触れること」だと考えています。新しい技術に触れ、積極的に学び、自分の仕事にどのように活用できるかを探求し続けることで、テクノロジーの得意分野と人間の得意分野を組み合わせながらより良い成果を生み出すことができる、つまり、テクノロジーを使いこなせる人になることができます。

新しいテクノロジーが次々と台頭する中で、変化を恐れず、常に「どうしたら使いこなせるか」を考え、最新技術を上手く活用できる人の市場価値は確実に高くなるでしょう。またテクノロジーの活用には、原理とリスクを正しく理解していることが必須条件です。最先端であればあるほど国や企業のルール設計は追い付いておらず、使う側の自己責任となるケースも増えていくことが予測されます。仕組みや倫理的な問題について理解を深め、適切な判断を下せるようにしましょう。

テクノロジーは今後も進化し続け、同時に世の中の常識や働き方に大きな変化をもたらしていくでしょう。その最中で「人の仕事はなくなる」と悲観し立ち止まっていては遅れを取るばかり。むしろ、「テクノロジーによってできることの幅が格段に広がった」とチャンスに捉えることができるか、この思考転換ができるか否かが今後差がつくポイントになってきます。変化を恐れず、常に学び続けることで、AI時代を生き抜いていきましょう。

今後もキャリアや働き方、最新トレンドについて発信していきます。引き続きチェックお願いします!


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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