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仕事を始める前の準備こそが、より良い仕事のためのコツだ

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

# 本投稿は日本経済新聞とnoteが共同で開催しているお題企画への寄稿です。

今年は桜の開花が遅く、まだまだ肌寒い日々が続いています。しかしながら、時間は刻々と過ぎていくもの。気づけば3月も下旬にさしかかり、いよいよ4月・新生活のシーズンになります。そんな中で出されたお題は「#仕事のコツ」。新たな環境でスタートを切る方々に向けて、ちょっとした仕事のコツをまとめてみようと思います。

仕事のコツと言えば、PowerPointを使いこなすとか、いま話題の生成AIを活用するTipsみたいなものを想像するかもしれません。これまで様々な環境で異なる役割を経験してきましたが、仕事でしっかり安定的にパフォーマンスを出すために欠かせないたったひとつのことがあります。

それは、健康です。

「何を当たり前のことを言っているんだ?」と思われるかもしれませんが、特に若いうちは無理を重ねていても体力があるため実感しにくいことがあります。睡眠は特に犠牲になりやすく、慢性的な睡眠不足は体調不良や鬱などの原因にもなります。スポーツ選手がことさら体調管理に気を遣うように、ビジネスアスリートである私たち(しかも何十年も続ける長距離選手)も意識しておかなければなりません。

その中でも一番重要なのは、やはり睡眠です。日本はOECDの調査対象国、33カ国の中で最下位という睡眠不足大国です。このことについて、以前記事も書きました。

これによる経済効果をはじきだしてみると、なんと年間15兆円もの損失になるとのレポートもあります。GDP換算で「2.92%」!失われた30年とも言わている経済成長の伸び悩みが課題の我が国において、3%近い伸びが実現できるとしたらさらなる賃上げも期待できるのではないでしょうか。

睡眠の次に重要なのが、腸内細菌です。

腸内フローラという言葉は定着した感がありますが、良い腸内環境を維持することは病気の予防につながります。腸は「第2の脳」とも言われており、実際に腸と脳とは迷走神経でつながっており、様々なシグナルが行き来していると考えられています。

血液や尿、唾液でも病気の診断はできるが、これらは予防につながりにくい。一方、腸内細菌を操る技術は予防にもつながる。腸内環境が悪いと腸内細菌は病気につながる悪い成分を作るが、人体には一定程度これを無害化しようとする力が働いている。体が恒常性を保っているうちに腸内環境を改善すれば未然に防げる病気も多いという。

日経電子版

カルビーが昨年リリースした新商品である「Body Granola」は、上記の記事でも紹介されているメタジェンと腸内フローラ検査を手がけるサイキンソーとカルビーとが共同開発した個々人にパーソナライズされた定期便です。グラノーラを朝食にしている方も多いと思いますが、より良い身体づくりのためにこのようなプログラムを試してみるもの良いかもしれませんね。



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タイトル画像提供:Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

#仕事のコツ  #日経COMEMO #NIKKEI

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