京セラ、すごくないですか?〜子育てするなら伏見区になるかも
このニュース、地味にびっくりしました。伏見区の小学校に通う1000人を対象に1日1回、無料でごはん食べれるようにしたというのです。
つまりこれって、伏見区でたとえば2人子育てしてたら、その子たちの夕飯、毎回無料ってことですよね。もちろん無料ということも嬉しいし、それ以上に、子どもの夕飯、もう作らなくっていい、という可能性もありますよね。
それを一企業である、京セラがやってしまう。こうなると、もう社会インフラです。
もしかして親同伴じゃないといけなくて、結局、かえってお金かかるのではと疑ってみましたが、京セラのプレスリリースを読むと、「参加店舗の営業時間内(子どものみの場合は20時まで、保護者同伴の場合は22時まで)であれば、いつでも利用(1回まで/1日)できます」とあって、20時までに子どもだけで行ってもらえば、無料だし、見守りもしてくれるから、もういいことだらけです。
単純計算してみると、一回の食事を500円として、1000人がほんとうに毎日食べに行ったら、1億8250万円くらいん年間予算がかかることになる。これを一企業が負担するというのは、ほんとうにすさまじい。
国は子育て支援対策に「異次元の予算」をつけると言ってきたけど、ただお金をばら撒いても、だからって子どもが増えるわけでもない、という矛盾の中で苦しんでいます。
地方自治体は、移住者を増やそうと躍起になってます。
でも、なんか少しくらい一時的にお金もらってもなー、持続的な支援じゃないとな、と感じている方は多いのではないかと思います。
そんな中、京都から、京セラから、「異次元の子ども政策」が飛び出したことに、心が晴れ晴れしました。
企業の力、やっぱりすごい。