中国No1火鍋チェーン「海底捞」の最強の接客を紹介します
前回はシンガポール長者番付のトップで中国火鍋チェーン「海底捞」を作った张勇を紹介しました。
その「海底捞」は圧倒的な接客力で有名なのですが、調べてたらこれもすごく面白かったので紹介しましょう。
中国にいるとなかなか微笑ましい接客をされることも多々あるのですが、海底捞の接客は日本人が見ても素晴らしいと思います。座っている席の近くで麺を作ってくれるパフォーマンスやネイルサービス、マッサージや出前サービスなど、サービス内容はもう日本の飲食店超えてますよ。
写真付きで次々紹介していきますね。
↑「捞面」というおいしい火鍋ラーメンを注文するとお兄さんがパフォーマンスしながら麺を調理してくれます。これは定番ですね!
↑海底捞に一人で食べに行けば、相席にぬいぐるみを置いてくれます。(でも余計に寂しく感じるのは僕だけですか。)
↑海底捞は大人気なのでよく行列になります。そして待ち時間に無料でネイルサービスしてくれるのですが、これがかなり本格的です。
↑これも地味に素晴らしいと思うのですが、もし行きたい店舗が改装を行っているのを知らずに行ってしまった場合、近くの別店舗までのタクシー代を出してくれます。ユーザーの心理を良く考えてますよね。
↑中国のNewsPicksの知乎(zhihu)では「何か海底捞が提供できないサービスありますか?」と議論されることがしばしば。それほどお客さんのニーズを考えてサービスしてるってこと。
↑日本人のみなさんには考えられないかもしれませんが中国あるあるで、小さい子どもがおしっこを漏らしちゃうってのがあります、テロです。おむつしてない奴もいますからね。。
でも海底捞はこんな事故にも備えてるんですよ〜、ウエイターがおむつと下着のパンツを持ってきたとのこと。よくぴったりのサイズ用意してるな。。
↑そしてネタになるエピソードもたくさんあります、例えばこれ。
「海底捞で順番待ちしていた時に、道を挟んで店と反対側の人たち喧嘩を始めたので野次馬見学に行きました。そしたらウエイターが(見学に行った僕のために)椅子とお菓子を持ってきて、しかも他の店員が揉めた理由を聞きに行ってるからちょっと待っててと言われた」とのこと。
これって接客の域を超えてませんか。。
また、中国といえば何でも出前で頼む文化とテクノロジーがあるのですが、もちろん「海底捞」も出前できます。しかもただの出前サービスではありません、なんと優秀なスタッフが一緒にやってきて、火鍋の準備をしてくれて食べれるところまでセッティングしてくれます。
↑凄いっすよね。。家でもオフィスでも大丈夫、しかも食べ終わったらスタッフが鍋とIHコンロ、そして食べ残したゴミを回収に来てくれます。
↑自分で温めるインスタント火鍋、一つ36元前後(約550円)でリーズナブル。いくつか味があって普通に美味しいです。
ここまでは具体的なサービスについて紹介したんですが、なんと言っても接客へのやる気が凄いです。サービスしてるのはみんな中国人なのですが、(一般的に)多くの中国の店員に欠けている「思いやり」があります、それも尋常でなく。
↑知り合いが中秋の日の前日に良く行く海底捞の店から月餅が届けられたとのこと。いつの間にか店員さんに微信経由で宛先が聞かれてたらしい、完全に営業されてますね。
でもこんなの結婚式で使ったホテル並みに手厚いアフターサポートじゃないですか、びっくりです。
日本にも店舗ありますのでぜひ行ってください。ぬいぐるみと食事するシュールな画像をTiwtterにアップしてくれるのを心待ちにしてますよ!
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