TikTokが世界で最もインストールされたアプリに。特にインドで大人気!
みなさまご存知のByteDanceのショートビデオアプリTikTokは、今年の9月に世界で最もダウンロードされたソーシャルメディアアプリになったそうです。
SensorTowerがリリースしたレポートで、TikTokアプリは先月世界で約6000万ダウンロードされ、中でもインドからのダウンロードが全体の44%を占めたとのこと。凄い!
ちなみに、第3四半期だとAppleStoreとGoogle App Storeで約1億7700万人のユーザーが新規にTikTokをインストールしたとのこと。TikTokの総ユーザー数は世界で5億6400万に到達。
そしてやっぱりインドの勢いがすごい。インドでの新規インストール数は1億8800万に。すでにインドでTikTokはブランドが消費者にアプローチする際に最も人気な広告プラットフォームになっていて、 Voonik、Myntra、ShopClues、Snapdeal、Cuemath(ECサイト、全部知りませんが。。)に掲載していた多くのインド企業がTikTokに広告を掲載していると報じています。
■インドでTikTokは賛否両論
ところでインドでTikTokって禁止されてなかったっけ。。これについては、UZABASEに買収されたQuartsが面白く書いてました
ポルノや暴力的動画、援助交際が普及するリスクって指摘があって、政府がインドのアプリストアから2週間程度排除したんだけど、その後最高裁がやっぱ禁止っておかしいよね、とジャッジされて復活。
しかもByteDanceはこの処置を逆手にとって、逆にWelcome Backキャンペーンを行った。これでユーザーをかなり伸ばしたとのこと、流石すね。
■インドユーザーに流行らせるマーケティング
そして今やインドではTikTokがめちゃめちゃ流行ってる。中国版TikTokの「抖音」にもインド人投稿のコンテンツが増えてきました。
TikTokのインド広報は「今後3年間でインドに10億ドルを投資する予定である」と発表。インドでの本気を感じます。
そして彼らはこの夏、TikTokプラットフォームで「EduTok」(English with GeetとAwal Creations)と名して、1000万を超える教育用ショートビデオを作成し460億のビューを獲得したとのこと。
彼らは10月17日からインドで教育プログラムのサービスも開始しました。教育系のスタートアップが協力して教育コンテンツを制作し、TikTokユーザーに配信するというもの。これは明らかに良い戦略、一瞬で何個もメリットが列挙できますね。
ショート動画が教育コンテンツと相性が良さそう、めっちゃ伸びてるよって話は以前書きました。(TikTokのライバルKwaiの話だけど)
まとめると、インドでも中国がどんどんシェアを伸ばしています。そして時代はショート動画での教育コンテンツだよ。もうTikTokとKwaiで動画作って配信するしかないよね、誰か一緒にやりませんか?
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(参考記事)