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日銀が２％の物価目標を掲げて異次元緩和を始めてから、まもなく４年半。景気拡大はいざなぎ超えが視野に入るものの、物価は依然０％台です。バブル崩壊後、消費者物価が前年比２％を上回ったのは消費増税時などごくわずかで、米欧でも低インフレが注目され始めました。目標達成の道筋は見えず、マイナス金利政策による中小金融機関の収益圧迫懸念も広がっています。ただ目標を下げれば、円高・株安の悪循環を招くリスクも否めません。非常時政策の長期化という現状をどう考えればいいのでしょうか。「引用して書く」欄からご意見をいただければと思います。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO19667130U7A800C1000000/