目標達成のカギは“プチ習慣”。習慣化が得意な僕が実践する「年間目標の組み立て方」
2023年になって早1ヶ月。会社や学校が始まって忙しくなり、まだ今年の目標を決めていない…という人も多いのではないでしょうか。
別に必ずしも目標を立てなければいけないわけではないけれど、目標があることで1年間の行動指針が決まり意識することで見え方が変わるので、僕は毎年1月に目標を立てるようにしています。
今回は、僕が実践する「確実に達成できる年間目標の組み立て方」についてお話しします。「毎年目標を立てても達成できない!」という人のお役に立てたら幸いです!
「大きな目標を決める」よりも「小さな習慣づくり」を
「目標を立てるぞ!」と思ったとき、多くの人が考えるような流れは、下記だと思います。
しかし! このやり方では、相当意志が強い人でないと達成が難しいです。目標を達成するまでの過程が曖昧で、結局具体的な行動に移せないまま12月を迎える…なんてことになりかねません。
こちらの記事でも、継続の難しさについて書かれています。そこで、僕が提案したいのがこちらの流れです。
ここでのポイントは、「大きな目標を決めない」ことです。目標を達成するためにもっとも重要なのは、やりたいことを実現するために必要なステップを日常生活に取り入れ、習慣化すること。
目標そのものを強く意識せずとも、ただ生活していくだけで達成に近づくような「仕組みづくり」がキモです。
「プチ習慣」を日常に落とし込む3つの方法
やりたいことを実現するための「プチ習慣」が決まったら、それを日常生活に落とし込んでいきます。
ここでは、目標達成のために「プチ習慣」を定着させるための3つのポイントをご紹介します。
①1ヶ月に1度、定点観測日をつくる
実際にプチ習慣を取り入れてみると、思っていた以上に続けるのが難しかったり、逆に余裕があって、もっとやれることを増やせそうだと感じたりすることがあります。
そこで、1ヶ月に1度のペースで、自分を見つめなおす「定点観測日」を設けてみてください。
定期的にチェックをすることで、「このペースだと年末までに間に合わなさそうだ」「新しい方法を取り入れてみよう!」と、自分の進捗に合わせてやることをアップデートすることができます。
年末にまとめて振り返るのではなく、小まめに振り返ることで、軌道修正をして目標達成に向かうことができるのでオススメです!
②未来の自分にメールを送る
習慣化に取り組むなかで、「どうしてこんな目標を立てたんだっけ」とふと我に返る瞬間があると思います。1年の始めには確かにあったはずのやる気も萎み、面倒臭くなってしまうことも…。
そんなときのために、仕込んでおくのが「未来の自分へのメール」。Gmailの「予約送信」機能を活用して、未来の自分自身にメールを送るのです。
目標を設定したら、月に1度の定点観測日に合わせて「自分の実現したいこと」「そのために習慣化したいこと」を書いたメールを予約送信。
初心は月日が経つにつれて忘れられていくものなので、メールを通じて自分の目標を改めて思い出し、達成に向けて前向きな気持ちになれます!
▼予約送信のやり方はこちら
③SNSで目標宣言する
「プチ習慣」を定着させるまでに、自分だけの力ではモチベーションを保てないときは、SNSでの発信を活用しましょう。
SNSで「自分が実現したいこと」や「そのために習慣化したいこと」を宣言することで、自然とまわりから目を向けられているような意識が芽生え、サボりたくなってしまったときも「宣言してしまったからにはやらなきゃ!」とやる気が湧いてくると思います。
SNSでの宣言だけでは効果を感じられない場合は、同じように習慣化に取り組んでいる友人を見つけて、1日の終わりにお互いにできたことを報告し合い、一緒に達成を目指すのもオススメです。
「プチ習慣」で、2023年を充実させよう!
これは習慣の大切さを説いたマザー・テレサの言葉です。日々小さな習慣を繰り返し、自分の決めた目標を達成していくことで、「確実に前に進んでいる」という達成感を得られるとともに、着実に人生が好転していくはず。
ちなみに、僕の今年のやりたいことは「たくさんの人に出会うこと」なので、そのためのプチ習慣として、「“ごはん会”を月1開催すること」を設定しました。
今年は新しい"出会い"を大切にする1年にしたいと思います。まだ会ったことない人も、ぜひお会いしましょう! 97年生まれの会も開催予定です。
みなさんもぜひ「プチ習慣」を取り入れた年間目標で、2023年を充実したものにしてください!
※このnoteは個人の見解です。
今瀧健登について
1997年生まれ。Z世代へのマーケティング・企画UXを専門とし、メンズも通えるネイルサロン『KANGOL NAIL』、食べられるお茶『咲茶』などを企画。
Z世代代表として多数のメディアに出演し、"サウナ採用"や地方へのワーケーション制度など、ユニークな働き方を提案するZ世代経営者。
日経COMEMOでは、Z目線でnoteを綴り、日経クロストレンドでは、「今瀧健登のZ世代マーケティング」を連載中。