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複業でwell-beingな働き方を | 経験報酬・感情報酬を目的とする新しい複業の形とは?

こんにちは。日経COMEMOのKOLをしております、大林と申します。
普段は複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営する株式会社Another worksの代表をしております。

ウェルビーイング/well-being。近年のホットトピックスであり、日経でもたくさんの記事が投稿されています。皆様も一度は聞いたことがあるキーワードではないでしょうか。

アドバンテッジリスクマネジメント社長鳥越慎二氏によるとwell-beingな状態とは、

「身体的・精神的・社会的にすべてが満たされている状態を表す言葉で、社会が目指すべきゴールとして広く使われ始めている」

といいます。

私たちの1日の大半を占める仕事。well-beingな状態になるために、働き方改革を通じてよりよい職場環境を創り、社員の心理的・身体的安全性を確保することが急務となっています。

弊社でも、9つのvalue(行動指針)を定め、メンバーがwell-beingな状態で、心地よく働けるようなよりよい職場環境を目指しています。

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”#9 Heartful-time 感謝を伝える”では、週に1回メンバー同士が感謝を伝え合う時間を作り、お互いを尊重する心理的安全性の高い組織を目指しています。

複業はwell-beingな働き方の一助となる

では、仕事におけるwell-beingな状態は、どう作るのでしょうか?

私は、1つの手段として複業を提唱しています。

事例を紹介します。記事によると、塩野義製薬社・パナソニック社などはリスキリング(学び直し)を目的に選択的週休3日制度を導入し、働き手のウェルビーイング(心身の健康や幸福)向上を狙うといいます。

つまり、新しい学びを得ることで自身の成長を実感することが重要であり、複業を通じて実現することができるのです。

挑戦や夢、趣味を1社で全て実現するのは非常に困難です。一方で、今の企業を辞め新しいことに挑戦することは、リスクが高くこれもまた難しい決断です。

家業の継承、家族の関係、地元愛、仕事関係、などさまざまな理由で、東京に憧れをもちながら地元を離れることができない、環境を変えることができない、そんなケースもあります。

そこで複業です。複業という形であれば大きく自分の環境を変えることなく挑戦することができます。オンライン社会に日本は進化を遂げ、地方と都心での仕事における距離がなくなった今、誰でも、どこからでも働くことができるようになりました。

複業がしやすい社会となった今、企業が「複業」という挑戦機会の場を提供することで、社員の成長や幸福度の最大化に繋がると確信しています。

複業で得られる経験報酬・感情報酬とは?

なぜ、複業を通じてwell-beingな状態を実現できるのか。

私は、複業で得られる「経験報酬・感情報酬」に注目しています。

自身の成長やスキルアップのための「経験報酬」、地元への恩返しや第二の居場所の創出などの「感情報酬」を目的とした「複業」がこれからの働き方のスタンダードです。

1例として、地方自治体での複業登用事例をご紹介します。
長崎県壱岐市には、5名の複業アドバイザーが登用され、行政職員と共に、ワーケーションの誘致や行政のDX改革を行いました。実際に複業をした個人の方は、本業を続けたまま、地元を盛り上げたい想いを実現し、行政との官民連携を通じて新しい学びが生まれました。

これらは、金銭報酬、副収入を目的とする「副業」とは異なり、お金ではない、お金に変えることのできない幸福度を得ています。

リスキリング(学び直し)を通じて、満たされた状況を創る。
まさに、well-beingな働き方です。

まとめ

人生100年時代と言われている今、1日の多くを占める仕事の時間を、より幸福に、well-beingな状態にすることは欠かせません。

皆様も是非、今の働き方から大きく環境を変えずに、
複業を通じたwell-beingな働き方を実現してみてはいかがでしょうか。

▼Twitterでも日々発信をしています。


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