元自民党参院議員会長で「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄氏が唱えた「青木の方程式」というのがある。内閣退陣の「方程式」は、支持率が「内閣+自民<50」となった場合である。第2次安倍内閣発足以降は、内閣支持率と自民党支持率の和の平均は97、最少は74だ。直近の23~25日の調査は内閣支持率42%と自民党支持率40%を足して82。盤石とされる100は下回るが、自民党の支持が揺るがなければ危機ラインとされる50からは距離がある。

今後起きる事態は、首相に対する自民党の発言力が強まり、官邸主導の課題達成が難しくなることかもしれない。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28578400W8A320C1PP8000/?nf=1

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