そうです。成長しようとする企業には、高度な科学も必要です。

 この記事、実に良い取り組みと、流れですね。以前は、理系の博士は、大学や専門の研究機関にしか就職がないとされていました。しかし、民間企業に就職できるようになることは、実は企業にとっても、大学にとっても良いことなのです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36273030Z01C18A0000000/

企業にとっては、実に高度な科学を使う企業が増えてきています。即戦力になる研究者を求めている企業が増えています。しかし、今までは多くの起業で、博士の採用実績がないことから、敬遠する企業も多かったと思います。修士の採用は多くの企業であるにも関わらずです。修士と博士は、年齢でいうと3歳程度の違いしかありません。その意味では、マネージメントに大きな違いがないのですが。

しかし、ここにきて、多くの企業が博士の採用に興味があるのでは、それだけ高度な科学研究者を求めていることの表れであるとともに、企業の一種のアレルギーも下がったのかもしれません。

大学にとっても、博士を民間に出すことは良いことです。大学と企業の交流が増えるからです。そのことにより、大学は民間企業が欲している科学テーマを理解することにもなるでしょう。

どんどん、このように博士が民間企業に採用されると良いでしょう。

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本間 充 マーケティングサイエンスラボ所長/アビームコンサルティング顧問
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