コロナ渦で昨年、シンガポールでは100％テレワークや50％テレワークなどかなり厳しい規制が長期間続きました。会合なども1日2人まで、1回2人までという期間も長くありました。

テレワークでも仕事はこなせるものの、対面で会うには変えられない価値もあります。そんな中、おすすめだったチームビルディングの方法をお伝えします。

・テレワークをするうえで、改めてチームビルディングが必要だと思ったことはありますか。それはどんな時ですか

私は委託契約などで様々な企業から受注を受ける機会が多いです。仕事をする頻度が多い企業とは頻繁に電話をしたり、規制が緩んだすきに対面で会うなどコミュニケーションを増やす工夫をしました。テキストでは分からない温度感なども電話や対面では感じることができるからです。

・チームビルディング、あなたのおすすめのやり方を教えてください。実践して良かった、ちょっとしたコツ、などがあればぜひお願いします

知り合ったばかりの人と仲良くなるのにスポーツやゲームなどは効果的だと感じました。私は様々な経営者の会合に所属しています。昨年の忘年会はアバターをミーティングルームに置いて近くにいる人と会話をする、食事はデリバリーで届けてもらうなどの形が多かったです。ビンゴなどのゲームも盛り上がりました。これによって、実際の会合のように多くの人と会話をすることができました。

また、規制が緩んだタイミングで屋外でスポーツを一緒にしたりすることも有効でした。屋外でそれほど接触しないスポーツであれば感染のリスクも低いです。また、対面でミーティングをするのも1対1でテラスのカフェにしたり、屋外で飲み中心で軽食などの工夫もしました。

・チームビルディングで、実際にどんな成果を感じられましたか。どんな点に気を付けて進めていくべきでしょうか

ふわっとしたつながりで初めての人ともこれらの工夫で仲良くなることができました。新入社員や転職をしたばかりの人が会社に馴染むためにもこのような工夫は有効ではないかと感じます。

アバターを使ってオンラインミーティングルームという方法は世代によってはシステム環境などで戸惑う面もあるかもしれません。また、オンラインでビンゴなどのゲームをする際も同様です。事前に簡単なマニュアルをシェアしたり、躓いている人のサポートをすれば問題なくできるように思います。

また、スポーツをみんなでやる場合、ルールも簡単で、怪我をしないようなシンプルなものを選ぶ工夫が必要だと感じました。

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