私もそう思います!「営業や開発部門など全員が生成AIを使いこなせないといけない」
「営業や開発部門など全員が生成AIを使いこなせないといけない」は、企業の代表の発言です
この言葉、とても強く感じるかもしれませんが、私も同じ意見を持っています。この言葉は、以下の記事からの引用です。
この記事の後半に、
という部分があります。もう、AIは、どんなものという時代ではなく、教育やビジネスの現場で、「使っていく」フェーズに入ったのです。
人は創造性の高い仕事に集中すべき
AIが登場する前に、RPAというものが、導入されましたし、そのあるか昔には、OAという言葉も登場しました。
いずれも、ビジネス・パーソンの机上の定型仕事を効率化させるために導入されたはずです。これは、私たちが、「旅費精算」や「業務報告」などの定型仕事よりも、「新しいアイディアを生み出す」や「解決策を検討する」という仕事の方が、私たちにしかできないし、私たちが行うべき仕事だからです。
一般に、AIやAGIを導入すると、以下のようなことが改善されます。
業務効率の大幅な向上
事務作業の自動化:
レポート作成、データ入力、メール作成などのルーチンワークをAIに任せることで、時間と労力を大幅に削減できます。
情報収集の効率化
大量の情報をAIが解析・要約することで、必要な情報を迅速に把握し、意思決定を加速できます。
スケジュール管理の最適化
AIがスケジュールを分析し、最適なタスク配分や優先順位付けを支援することで、業務効率を向上させることができます。
まず、これらの領域でAIを導入することで、多くのビジネス・パーソンが、創造的な仕事に、より集中できるようになるはずです。
創造的な仕事でも、相談相手にAIを使う
さぁ、「人らしい」創造的な仕事の時間を確保したら、そこでもAIを活用しましょう。
アイデアの壁打ち
AIは、既存の知識やデータに基づいて、新たな視点やアイデアを提供してくれるため、創造的な発想を支援します。
コンテンツ作成の支援
資料作成、プレゼンテーション資料作成、マーケティングコンテンツ作成など、幅広いコンテンツ作成をAIがサポートすることで、より質の高いアウトプットを短時間で作成できます。
顧客ニーズの深掘り
AIが顧客データや市場トレンドを分析することで、潜在的なニーズや課題を発見し、新しいビジネスチャンスにつなげることができます。
これらのような場面で、AIに相談をすると、自分に不足しているアイディアなどを創造することができるのです。
ここで重要なのは、AIは、私たちの部下である点です。AIに仕事を丸投げするのではなく、あくまでも私たちの仕事の支援をしてもらうのです。これは、最初の定型業務でも同じです。例えば、スケジュールの調整などをAIに手伝ってもらったとしても、それを認めるのは「人」なのです。
さぁ、明日から全員でAIを使いましょう
AIは進化の途中で、まだ未完成な部分はあります。では、皆さんはAIの完成を待ちますか?科学者的な発言をすると、みなさんが、乗っている「車」だって、いやもっともっとアナログな「そろばん」だって、まだ未完成な場所があります。
未完成だから使わない。怖いから使わない。ではなくで、使える部分はどこなのかを知って、活用できる場所から取り入れる。このような姿勢が、ビジネスでの、AIの取り組み方なのでしょう。