一つの考え方に凝り固まるのが嫌だ。 ~ 一言切り抜きfrom日経#191
日経を(紙で)読んでいると、たまに、新聞の良さ、みたいな紙面が月に1回、広告的な意味も含めて、ある。
広告的ではあるのだが、この面、嫌いではない。
いろんな人が、新聞を読む、ということを通じて、持論を述べられている中に、いい言葉がよくある。
先週もあった。そして、この面は電子版には出てこないから、ここでシェアする意味がある。
言葉の主は、アーティストの奈良美智さん。
奈良さんの記事を日経がらみで検索すると、こういう記事も出てきて、
「評論家のよい評論もありがたいし、有名人の評価もミーハーな意味でとっても嬉しい。でも、最後の最後に自分を支えるのは専門家ではない人たちだ。自分もひとりの素人としてその作品と向き合い、いっしょに感動し、同じなにかを取り戻す道を歩んでいる」と、吉本ばななさんが言っている。
20年前以上に買った、奈良さんの本は、今もずっと手元にある。デスクに置いて、たまにパラパラめくると、パンクな絵とワードが心地よい。
アート思考が流行ってるから、学ばなきゃ!みたいな思考回路の人は、こういうのを読んで、主流に従う、って思考をぶっ壊していただくのが良いと思うんだよね。
考え方が偏らないようにね!
アート思考っていうのは、そういうことだよ!