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フリーランスだからできること 独立や副業など新しい形の働き方

シンガポール在住FP花輪陽子です。中田あっちゃんも移住して話題のシンガポールにはトップ1%の経営者や才能ある人が集っています。

なぜなら外国で働くことは日本以上に緊張感があり、ビザを維持するために売り上げや払う法人税を増やす努力をしなければならないからです。必然的に才能ある人が集まる市場になっています。

外国に出て感じたこととして、日本人が自国で開業をしたり、法人を作ることはいとも簡単であり、会社との契約に違反しなければ明日にでも初められるということ。

自国であればどんなに売り上げが上がらなくても追い出されることもなく、仮に失敗したとしても生活保護を受けることができます。

また、副業であれば本業の収入を維持しながらも収入を追求していくことができます。税金をきちんと支払い、法律を遵守すれば基本的に問題になりません。

私が見た、成功をして莫大な財産を作った人の中には勤務先と交渉をして、個人事業主や業務委託契約に切り替えている人も少なくありません。例えば、敏腕トレーダーの場合、定額で給料をもらうよりも成功報酬にしてもらう方が収入が上がる場合も多いです。

働き蟻の法則というのがありますが、エース級の人で業務委託契約をして複数の企業から報酬をもらう形にしている人もいます。まずは以前の勤務先を取引先とすると、起業まもなくの売り上げを安定させることができ、取引先も増やせる効果があります。主な取引先を見せることで安心する企業が増えます。

法人を自分で立てると、税理士を使うなどのコストも発生しますが、Freeeなどを利用すれば数分で経理処理ができてしまう時代です。私も海外で法人を立てましたが、やってしまえば簡単です。知っていたら学生時代から起業をして色々試しただろうと感じます。

とはいえ、日本では法人税が高く、配当も総合課税になります。売り上げが1000万円未満等であればまずは個人事業主から始めるのも手。紙一枚、税務署に届ければ簡単に始められます。

一番大切なことは何をやるか。自分の得意なこと、やりたいことをして収入が入ってきてしまった。会社員だからどうしようという時は色々な方法があります。まずは税理士などの専門家、会社の人事や総務などに聞いてみるのも手です。

#日経COMEMO #フリーランスだからできること

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花輪陽子(FP@シンガポール、経営者、著者)
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