「小さい喜びをシャワーのように浴びるのがよい」ほか、気が楽になる言葉3本お送りします ~ 一言切り抜きfrom日経#140
日本人は、我々の世代含めて、肩の力を抜く、および、楽しむということを、あまり習っていない。
あなたの学校の壁に貼ってあった言葉や校訓はどうだろうか?努力根性系ではありませんでしたか?こないだ行った学校も「克己」と書いてあり、「人生楽しもう」とか「好きなことしようぜ」とか、そういうことが書いてある学校は稀有じゃないでしょうか。
5年前、大病を2つして、入院し手術した。復帰した時にいろんな人から「ボチボチやりなよ」って言われて、「ハイ!」と言ったものの、ハテ、「ぼちぼちやる」やり方がわからない。
ガンバレ!と言われて、頑張ります!とやって、なんとかがんばることはやってきた。が、このボチボチやる、肩の力を抜いていい感じでやる、そのあたりのことは、習ってないなとその時気づいた。
うちの小学校なんか、「勉強はベストを尽くし、運動はクタクタになるまで」が、合言葉だったんだから、そりゃそうだ。
日本の次のフェーズ、いい感じでパフォーマンスを出したり、楽しむってことを、DNAに埋め込んで行かないと、やばいぞ!日本人ネクストフェーズにはその辺のことをいい感じに、伝えていこう。
さて、このコロナ中も、真剣になったり、深刻になったり、ってことが多いと思うので、気を楽にする系の切り抜きをアップしたいと思います。
まずこの一言。
5月18日、日経朝刊「こころの健康学」より。ある看護師さんの言葉だそうです。
>日ごろ体験しないような特別な喜びである必要はない。家のなかでの家族との会話でも、親しい人とのソーシャルメディアを通した交流でもよい。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59150050V10C20A5TCC000/
次。
これは、今日(5/24)の日経朝刊より切り抜き。元シンクロオリンピック選手で「コーピング」(ストレスとうまくやっていく)の講師をよくされている、田中ウルヴェ京さんの「コロナ禍のアスリート 「新たな気づき」を大切に」の記事より。
スポーツ選手に限りませんねこれは。すべてのプロに通じることかなと。
最後にこちら。
5月18日の日経朝刊スポーツ欄、「卓球・伊藤、五輪延期も前向き「強くなる自分、楽しみ」より切り抜き。
いま卓球世界ランク2位の伊藤美誠選手のセリフ。彼女がうまく勝てるようになった時の考え方の様子。
これを読んで気が楽になるかは個人差あると思いますが、今月の、経済新聞に載ってた気を楽にする言葉、でした。
喜びは大きなものでなくていいという「小さな喜び」。
モチベーションは維持するものという固定概念に対して「必ずしも維持するものじゃない」。
追い込む時は追い込みつつつ、試合中はミスした自分を許して自由に。
すべて、通説と逆、こう思ってしまっている常識と逆、に、楽になるヒントがありそうですね。
今週は、いい感じで、気持ちを楽に過ごせるといいなあ。