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3分でわかる!新元号「令和」と日本への経済効果

みなさま、こんにちは!エコノミストの崔真淑(さいますみ)です。

新刊「30年の経済ニュースを1時間で学べる」(経済ニュース88点を経済学の視点で図解137点で解説しています!)に伴い、令和時代にワクワクしている私です。今回は、そのワクワクが冷めないうちに、日経CNBC昼エクスプレス「崔真淑のサイ視点」で、みずほ総研 主任エコノミスト 宮嶋貴之さんに、「新元号の経済効果はあるのか?」について教えて頂きました!ご本人の承諾を得て、3分でわかるようにまとめいます。詳しく知りたい方は、下記サイトのVODを。

Q1 そもそも改元による経済期待はどれぐらいあるのか?

A 下記のグラフを見て頂いてもわかるとおり、内閣府が発表している街角景気を示す「景気ウォッチャー調査」では期待の声が増えてきているのがわかります。特に、10連休に絡んだ期待の声が多いようです。

Q2 今回の新元号期待は、どんな過去のイベントが参考になる?

A 昭和から平成の時よりも、ミレニアムブームのGDPの変化が参考になりそう。しかし、当時は世界ITバブルが起きた頃で別の特需が起きていたこともあり、GDPが新元号だけで、このような動きになったととは思えない。

Q3 でも、10連休前に旅行需要は増えているようだけど?新元号効果は?

A たしかに、それは期待できそう。しかし、宿泊代金が高止まりしていることを考えても、10連休で休日を楽しんでも、節約志向の流れが起きる可能性も…。令和セールや、令和関連商戦も同様のことが起きる可能性は否めない。(需要の先食いになり、負の経済効果もそれなりに危惧すべきかも…)

Q4 うーん。でも、令和時代に中長期で経済効果が期待できるものはないの??

A 外国人旅行者の皇室への関心が上昇中。皇居に訪問する外国人も増加中。それをきっかけに訪日する機会も増える可能性に期待。海外では、英国政府観光庁も、イギリス王室が英国の伝統や文化を広める伝道師として役割をはたして観光振興になていると分析。

というのが、みずほ総研の宮嶋さんの分析です!令和はどんな時代になるのか!楽しみです!

ここまで読んで頂きありがとうございます!
いつも応援ありがとうございます!
崔真淑(さいますみ)


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おかげさまで、令和時代に活かせる30年分の経済ニュースをギュッと凝縮した新刊が出ます!ぜひ、宜しくお願いいたします!心掛けたことは下記にまとめています!





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