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はじめて複業の共通点「最初は○○ではじめました」

日経COMEMOのKOLをしております、大林です。60,000名以上が実名顔写真付きで登録する複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営する株式会社Another worksの代表をしております。

弊社では定期的にイベントやセミナーを開催し、複業で活躍する実践者の皆さんのリアルなお話を伺っています。そんな中、現在成功している複業実践者の皆さんがはじめて複業に挑戦した際のエピソードには、とある共通点が見えてきました

それはズバリ「最初はプロボノではじめる」ということです。

プロボノとは、「仕事を持つ人が自らの専門知識や経験、技術を使ってボランティア活動をする」(日経電子版より引用)ことを示し、一般的には無報酬(ボランティア)での活動です。

日経電子版でも企業が複業(副業)を解禁する際に「プロボノ」での活動を推奨している事例や新たな地域活性の手法として注目されている事例が紹介されています。

複業においてプロボノでスタートすることは、成功する上で遠回りに感じる方もいらっしゃると思います。しかし、プロボノではじめるメリットは主に2つあります。

まず、未経験職種の実績づくりができる点です。

転職活動においても複業活動においても、企業は募集職種や業務の”経験”を1つの採用基準においています。特に複業活動では、明確な業務に対して報酬をお支払いするため、より業務経験(実績)を基に選考をするケースが多いです。そのため、経験者と未経験者では、応募できる複業案件や採用される案件に差が生まれます。

そこで最初はプロボノです。プロボノでも1業務に携わることで、履歴書に書ける実績(トラックレコード)となり、未経験から脱出することができます。また、業務を通じて自身のスキルが言語化され、より魅力的にプロフィールを書いたり、実績をアピールしたりすることができます。

実績を基に次の案件を探したり、同社での有償化を狙うことで理想の複業ライフを実現していきましょう。すぐに目標を達成したいなどの”急いでいる”人ほど有用です。

次に、プレッシャーなく始められる点です。

複業は本業とは違い、個人のプライベートな時間に行う活動です。責任は個人に伴い、明確に自身の業務に対して報酬が支払われます。そのため、自信のない業務や経験のない業務に複業で挑戦する際は、報酬がプレッシャーになることもあるでしょう。自分が完遂できるか分からない業務を目先の利益に囚われ受けてしまうと、後々プレッシャーに追われ自分を苦しめてしまいます。

そこで、最初はプロボノです。業務経験を通じて自身のスキルを言語化し、自信をつけた状態で次の案件に挑みます。プロボノで業務に参画する代わりに、企業からフィードバックを受けたり、ポートフォリオへの掲載許可をもらったりと協力を依頼している実践者も多くいました。

ここまで複業をプロボノではじめるメリットをお話してきましたが、半永久的に収益化しないことを薦めているわけではありません。「いつまでにどれくらいの収益を得たい」「いつまでにスキルを身につけたい」など複業をする目的を整理し、その達成に向けて徐々に収益化をしたり、区切りをつけたりしましょう。

はじめて複業ではプロボノでスタートするメリットが非常に多くあります。しかし、意図にそぐわない依頼はしっかりと断る勇気を持つことが大切です。

ここまでプロボノ複業の特徴~メリットについてご紹介してきました。今後も働き方の最新動向や人生100年時代のキャリアの変化などの最新トレンドを発信していきます。ぜひ他の記事もチェックお願いします!


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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