沖縄の人々は、自分のルールで他人に優しくすることができる ~ 一言切り抜きfrom日経#89
5月19日日経朝刊、春秋より一言切り抜き。
財布を落とした高校生に6万円貸したお医者さん関連で。
沖縄の人々は、とってもいいルールをお持ちだなあ。
東京の人々も、他人に優しくできるルールをもった方がいい。
そんなエピソードが先週ありました。
電車で降りるときにけっこう後ろの男性(40代後半)が、
ぐいぐい押してきた。
ちょっと反応を試してみようかなと思ってこう言ってみました。
感じ悪くないように、客観的に、冷静に。
「押さないでくださいよ。痛いじゃないんですか。」と。
そしたら、その男性はこう言いました。
「後ろが押してくるから」
かっこ悪!
「すみません」も言えない東京の大人。
あ、でも、そういえば、逆もありました。
5月12日、フィリピン出張から帰ってきて、
成田空港から、成田エクスプレスに乗り、品川で降りるとき。
スーツケースが動かないように固定する、棚のバーを片手で上げながら、
荷物を持っているもう片手で、スーツケースをなんとか引っ張り出さなくてはいけませんでした。
うまくいかない。
と、そのとき、スッと後ろから手が。
僕の後ろにいた長めの白いシャツを着た若い女性が、
バーを押さえてくれました。
「ありがとうございます!」
「どういたしまして。」
そのやり取りで、東京にもこんな人はちゃんといるよね。
とホント嬉しくなりました。
忙しかったり。急いでいたり。
そんなときに、優しくできるか。
常に現代人の我々は問われていると思います。
でも、自分の行動で、誰かの1日がハッピーになる。
そのことを誰かに伝えたら、その人も気分が良くなる。
人っていいよなって。
同じ時代、同じ世界、同じ街に住んでるんだから。
できるだけ、他人に優しく。
がんばりましょう。
同じ東京に住む人たち。
僕もがんばります。