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良い組織を作るにあたって、とても大事にしていること

お疲れ様です。良い組織を作るにあたって、僕が経営者としてとりわけ大事にしていることについて話します。書こうと思ったきっかけは以下記事です。

最初に結論から言うと、組織内から、”陰口”、”愚痴”を撲滅することです。

陰口、愚痴のような行為があると、職場の雰囲気も悪くし、周りの人のやる気も削がれていきます。

私が経営するオーマイグラス(眼鏡屋です)では、社内ルールを明文化しています。社内ではそれを、”働き方のルール”と呼んでいるのですが、その中で明確に、愚痴、陰口を言うな、と冒頭に記載しています。

その”働き方のルール”では事あるごとに、繰り返し、社内会議や社内のニュースレターなどのようなもので触れるようにしています。

陰口、愚痴のような行為はやめなさい、というのに加えて、より詳細にどのような行為がダメなのか、またそのような行為を見聞きしたら、どう対処すべきなのか、等、社内で伝えるようにしています。

経営者として、社員全員に気持ちよく、長く、働いてもらうことに尽力することは非常に重要です。

みんなに気持ちよく働いてもらいたい中、誰一人として、同僚を不快にさせる権利はない、ということを口酸っぱくいっています。

(1) 陰口、愚痴などの種類

陰口は簡単に言えば、その人、会社に面と向かって言えないような悪口をいう事です。逆に言えば、陰で、いない人のことを褒める、賞賛することは、良いことだと思います。

愚痴も、陰口と同じようなものです。

(2) 周りが不快になるようなコソコソ話も厳禁

陰口じゃなくても、コソコソ話も似たようなもので、聞いてて不快になります。自分に聞こえないように、遠くで話している人がいると、自分の悪口を言われてる、と思う人もいるんじゃないでしょうか。

周りをとにかく不快にさせないことです。

(3) 陰口やコソコソ話に繋がるような行為、政治的な動きも厳禁。

例えば、以下のようなケースもNGです。

例ですが5人のチームで動いているときに、1人を疎外して、残りの3, 4人でこっそり飲みにいったりすること。

残りの1人も誘ってみて、結果として、断られたらまだしも、その1人からすると気分が悪いんじゃないでしょうか。

これ以外でも、チームや部署内での派閥の形成に繋がるような政治的な動きも禁止しています。

(4) 愚痴や陰口について、「そうだよね」と承認する行為は、罪に近い

愚痴や陰口をいっている人を前にして、”そうだよね”、と承認すること。
これは、目の前でいじめられている人がいるのに、見過ごしているのと似ているので、良くないです。

そうだよね、と言っている時点であなたも陰口をいっているのと似ています。やめたほうがよいです。


(5) そういう人は評価しない、と社内で断言する。

オーマイグラスで評価されるには、非常にざっくりですが、①結果を出す、という点と、②会社のルールやら理念をきちんと守る、という点の2つが重要と言えます。(もちろん細かい評価制度はありますので、あくまでざっくり話したら、という意味です。)

①で言う、結果だけ出してても評価されないのは、結果出してればいいんだろ?、と雰囲気を壊したり、もしくは理念に沿わないような無理な施策をやったり、を防ぐためでもあります。

愚痴や陰口を言う人は、”働き方のルール”を守れていない、ということなので、評価もされにくいです。

なんであの人は、愚痴っぽいのにそこそこのポジションにいるのか?、という人も存在しているかもしれないです。

(まだ働き方のルールがなかったとき等)過去からの名残りで、そこそこのポジションについていても、ある程度の制限時間の内に、働き方のルールが守れない、となると、じきにその人は、降格、などの憂き目にあうかもしれません。

(6) 噂に振り回される人は搾取される側に回ることが多い

そもそも、陰口や噂話をする人が悪いです。しかしながら、そもそもの受け手にも問題がある場合はあります。

僕は常日頃から心がけていることとして、「人の評価は一次評価で必ずすること、噂話や陰口には惑わされないこと」があります。

噂のようなつまらないことに振り回される人は、常に周りに振り回され、搾取される側に回ることが多い。人に騙されやすい、ということです。

昨今、振り込め詐欺なども増えていますから、気をつけてください。

陰口、愚痴をなくす、どんな高尚な組織施策よりも、効果的だと思います。

何よりもこういう単純な施策を愚直に実行、浸透させていくほうが中長期では効果があると信じています。


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